小原慎司の 「白い恋人」CM出演顛末記 
投稿日 : 99年2月21日<日>01時28分

18時30分、今回のエキストラのメンバーが集結。私以外の男3人はいずれもゴール裏で血気盛んなやつらで、すでに私とは周知の中であった。なかでもまさかとは思ったが、松浦くんは愛用のタイコを持ち込んでいた。女性陣も4人。みんな若い。若さがはじけるようだ。いずれも初対面ではあったが、沙織さんはチャットで何度か御一緒していたので、私の人となりを御存知であったようだ、ってどんな人となりだっちゅうねん(^_^;。で、沙織さんと一緒に着ていたお友達の方が、凄かった。天然と子供には勝てないと宇多田ヒカルも言っている通り、どんなに百戦錬磨の芸人でも、天然ボケと子供のかわいらしいしぐさにはその芸の輝きを失ってしまう。このお友達が、まさにそれで、CMディレクターの方が「ずっと『白い恋人』作ってます」と挨拶に現れた後、「今の人、工場の人?」とやられた日には、「白い恋人の『CM』を作ってんだっての!」と突っ込むところを、すっかり忘れさせてしまうほどのパワーをおもちだった。ぜひまたお会いしたいので、飲みに行きましょう>沙織さん

今回のCMは基本的にコンサドーレの宏太君、よっくん、村田さん、新人高卒トリオの6人と、我々サポーターとのかけあいで構成される。コンサの6人はすでに沖縄で別撮りされていて、この日の撮影はスタジオでサポーターだけで撮影、バックに札幌の街並みを合成した後、コンサドーレ6人の映像と合体して完成となる。サポーターは、このHPで選抜された8人と、さらに現地で3人ほど加わったのだが、実際に商品名をしゃべる女の子はプロのモデルさんが担当していた。その女の子が、ちさとちゃん。おそらく中学生くらいの女の子と思われるのだが、つぶらな瞳とさらさらの髪で周囲の素人を圧倒するかわいらしさの持ち主であった。オッサンである私も、思わず「かわいい・・・」の連発であったが、周囲のサポーターには単なるエロオヤジのたわ言としか映らなかったようだ。ちなみに撮影で、彼女が身に付けていたコンサドーレのレプリカは、昨年の白い恋人CMで、宏太君本人が着ていた物。胸に「白い恋人」背中に「CHOCOLATE DRINK」背番号は18の超レア物。集まった烏合の衆はそのレプリカに興味津々で、「う〜ん、自己評価額は5万円」と勝手になんでも鑑定団をはじめる始末だった。

「そろそろはじめましょう」各自弁当を食べた後、ディレクターさんの一声で、みな思い思いの服に着替え、スタジオ入り。私はもちろん、数々の熱い思いと汗をしみこませた(洗えよ)背番号18のレプリカと、これまた愛用のコンサドーレバンダナ。そして仕上げに、このHPへのオマージュの意味で「KOUTA」タオルマフラーを首にかけ、出陣。サポ男性陣の松浦君とたすく君は、それぞれ赤と黒のウルトラスTシャツで、並ぶと赤だれ黒だれのようだった。    つづく


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