コー太くんの戦いっぷり(観戦記) [表紙に戻る]
試合内容を生観戦、TV観戦をもとにお伝えします。コー太くん中心の文章になってしまうと思いますが、そこがこのページのいいところ・・・(^^;;ご容赦ください。
98/12/20(日) 天皇杯4回戦 vsジュビロ磐田(群馬県営競技場)
惜しかったぁ。あともうちょっとだったのになぁ。
今日は横浜から車で会場まで行ったので、渋滞を懸念して朝7時に家を出ましたが、着いたのは9時前。
早く着き過ぎたーと思いましたが、熱心な群馬のサッカーファンがもう大勢並んでいました。
コンサ側のアウェイの入り口にも結構人が。コンサドーレサポは私が一番乗りでしたが(^^;;
周りを見ると、代表グッズを身につけた人がいっぱい。みんなジュビロの選手を見に来たのねぇ。やっぱり。
チケットぴあでは自由席完売だったとか。
試合は、最初ジュビロがやっぱり結構の割合でボールを支配していたようでしたが、コンサドーレ、よく守ってました。しかし、守り一辺倒になるわけでもなく、攻撃もしっかりしかけてました。
ジュビロがやはりうまいな、っていうシーンはあったけど、やっぱりリーグ戦のときに比べて全然怖くなかったです。
こちらの惜しい場面っていうのもたくさんあって、すごくわくわくしながら、楽しく応援できた気がします。
前半もう時間もないというところで、一瞬の隙を突かれてゴン中山と加藤さんが1対1になってしまいました。
なんなく強烈なシュートを打った中山、ゴンゴール・・・。うーん、やられた。
でも、その後、それほど形を崩されるということもなく前半を終えました。
たった1点、大丈夫。絶対次取ろう、という思いで、ハーフタイムを迎えました。
ハーフタイムでは一度はアップにフィールド上に出てきたコータ、すぐに呼ばれて戻っていきました。
それを見て後半からの出場だな、とわかりました。
しかし後半開始早々、2点目をなんなく取られてしまいました。
なんか、ジュビロのパスが回る回る、と思っているうちにどんどんうちのゴールに迫られて、気づいたらゴン、2点目。向こう岸のゴール裏は水色が揺れていて・・・悔しい。
しかし、リーグ戦と違ってやられてばかりじゃない。
私達はこの一年間、どれだけ打たれづよくなってると思うの?(^^;;
応援のボルテージも下がらなければ、選手も頑張ってくれます。
関くんが相手ゴール前(こちらの応援席側)までボールを持ち込んだところで倒され、PK!
これを関くんが余裕で決めて、1点差。行けるぅ!
だけど、そのちょっと後に、こちらもPKをとられてしまい(向こう岸で詳細は全然分からず・・・あとでビデオ見ようっと)、中山ハットトリック・・・またぁ・・・もういいって(笑)
しかしへこたれません。コータくんも一生懸命いい形を作ろうと、走り回ります。
村主くんが中央で面白いようにパスを奪ってきてくれます。
途中、何度かジュビロにパス回しの練習を延々と続けさせて(^^;;しまったりして、静かな時間もありましたが、すぐに気力を奮い立たせるように流れをこちらに持って来ることもできていて、絶対返してくれると信じて応援はさらに気合いが入りました。
そして、執念の棚田さんのゴール。ボールの力はなかったのに、相手GKがなんかよくわかりませんがへろへろになって、ボールを取り損なった感じでした(笑)
ゴールラインをかすかに割ったボールを、関くんがGKがしつこく抱き続けるボールを強引に奪い取ってセンターサークルへ向かう姿はカッコ良かったです(^^)
後半、残り時間が少なくなってきましたが、一生懸命攻めます。3点目を取ったジュビロは中山や奥を下げて若手を入れ、すっかり練習モードになっていたところへ、1点差へ迫られ、ちょっとは慌てたかしら。
それでも、ジュビロは正確なパス回しから確実にゆっくりと形を作ってまだまだゴールを狙ってきます。加藤さん、ものすごい気迫でそのゴールを守ります。頼もしかった(^^)
しかし・・・。もう残り5分をきった頃でしょうか。とにかく1点!の札幌は、ゴール前に攻め込んだとき、相手GKと激しく交錯したような場面がありました。その後、何があったかよく見えてなかったのですが、うちの選手にイエローが出されたように見えた・・・と、思った途端、コータくんが・・・怒ってボールを思いっきりゴールに向かって蹴ってしまいました・・・しかも、ボールはポストに当たって派手な音を立てた・・・コータくん、なんと一発退場となってしまいました・・・。
10人で頑張りますが、やはり無茶だったか・・・そのままタイムアウト。
残念。もう少しだったのに・・・
でも、たぶんかなりやる気がなかったのかなって感じのジュビロ相手とはいえ、あれだけ手も足も出なかったチームに2−3。頑張りました。お疲れ様!ゆっくり休んでください!
来年はJ2だけど、絶対に絶対に優勝して、再来年かならずJ1に戻ってきましょうね!
試合後・・・コンサドーレの選手たちはなかなか競技場から出てきませんでした。
今年最後のミーティングをしていたのでしょうか?
岡田監督も観に来ていたはずだから、何かその関係もあったのかな。
ところで、コータくん・・・今年最後の試合でレッドカードをもらってしまったということは・・・、来年の開幕戦、なんといきなり出場停止なんですよね・・・。
バスに乗るときも、かなり沈んだ様子で女の子達の黄色い声援にもほとんど応えず、すぐに乗り込んで席に着いてしまいました。
そのとき少しだけ話をしましたが、かなりの落ち込みモードで、「すごく反省してる」っていうふうに言ってました。
「大丈夫、気にしないで!」と言いましたが、それは無理というもののようでした。
でも終わってしまったことは仕方ない!大怪我で出れなくなるってわけじゃないんだから、元気出して!
ほんと、そんなこともたまにはあるよ。すぐに活躍して大暴れしたらそれで済むこと。大丈夫、気楽に行こう!
今日は選手たち、最終便で札幌に帰ったようです。これを書いている今は22時半。まだおうちにたどりついていないかな・・・。本当に、お疲れ様でした!!!
98/12/13(日) 天皇杯3回戦 vsヴィッセル神戸(神戸ユニバー記念競技場)
コータ、会心のVゴール!!
もう何も言えないくらいすごいシュートでした・・・
結果が分かっていてのディレクTV観戦だったのですが、その瞬間、口を開けたまま顔が固まってしまいました。すごすぎる・・・。
神戸が相手ということで、勝っても複雑な気分かも、なんて試合前には思っていたけれど、やっぱりそんなことないね。目茶苦茶嬉しい!!
金曜日に本人が自分で言っていたように、前日の練習はずうっと歩くだけの別メニューだったようで(びんごまで見学に行かれた皆さん、情報ありがとうございました)、この試合は先発出場しませんでした。ただ、それほど怪我はひどくはないようで、ベンチ入りしていました。
今日のコンサはいいサッカーしてたと思います。良く守っていて、それでいていい形で攻撃して、すごくバランスがよくて、見ていて気持ちよかったです。危ないシーンもあったけど、加藤さんが良く守ってくれてました。ディドさんがいないとちょっと頼りないかなと思っていた第2キーパーでしたが(ごめんなさい)、今日はとっても逞しく見えました。
前半、田渕さんが積極的に攻めていって本当に惜しい場面を作っていたのが印象的でした。今後、田渕さんのゴールが見れるのを期待して応援していきたくなりました。
そして、関くん、ようやく決めてくれた!相手GKのおかげ(思いっきり飛び出してきて空振りした)という話もあるけれど、きっちり落ち着いて入れてくれました。ゴール後も余裕の表情だったけど、やっぱりすごく嬉しかったでしょう。
村主くんが頑張っていたのも、目にとまりました。とっても良く動くし、後ろからどんどんシュート狙っていくし。
1点リードで折り返した後半、神戸の長谷部選手にやられてしまいました。これはすごいFK。見事に直接決められてしまいました。文句無しです。仕方ないです。
コータくんが出てきたのは、後半残り5分というところ。調子の出ないデリーに代わっての出場でした。交代直前、神戸の幻の勝ち越しゴールがありました。オフサイドの判定で事無きを得ました。ほっ。
コータくん、出て来てまもなく、惜しい場面を作ります。スピードのある突破を見せ、「これがコータだよねっ」という感じでTVの前で本当に嬉しくなりました。その後も何度も決定的な場面を作りますが、相手キーパーやDFも頑張っていて、なかなか決めさせてくれません。そのまま延長突入です。
延長に入ってからも、コータくんの動きのよさは抜群です。いい攻めをして、本当に惜しい場面を作ってました。
しかし敵もやります。何度もあわやという場面があり、札幌はなんとかしのいでいきます。
延長も後半にまで入ってしまい、私は結果を知っていて観戦したからいいけれど、生だったらかなり心臓に悪かったんじゃないかなぁ。応援に行かれた皆様、お疲れ様でした!
そして、コータのVゴール!!!
左サイドからのスローインをコータくんが受け、DFを1人、2人、3人・・・と華麗なドリブルでひょいひょい交わして、ペナルティエリアの手前あたりまで一人で持ち込み、もうそれはそれは思いっっっっっきり、シュート!!かなりの距離がありましたが、威力のあるボールは相手GKが反応して跳ぶのを嘲笑うかのように、その上を通過、ネットに思い切り突き刺さりました。試合終了!
あの完璧なゴールで、試合を決めるなんて、カッコよすぎます!
コータくんは決めたあと、ユニフォームを半分まで脱ぎかけて、白いお腹とおへそをぺろんって見せてました。とーーっても嬉しそうに、スタンドのサポーターのところまで駆け寄って、サポーターと握手してました。
ああ、生で見たかった・・・でも、私にとっては本当に素晴らしい結婚祝いになりました。来週は群馬なので見に行けるし!ありがとう、コータくん!!
<おまけ>
コータくんは試合後、大阪の実家に帰ったようです。とりあえず明日はオフのようで、選手のみんなは夜の便で札幌に帰ったそうです。コータくんは別行動を取って、ひとりで大阪に向かったようです。夕方電話があったのですが、今ひとりで電車で神戸から大阪へ帰る途中なんや、と言ってました。
次の練習場所はまだ決まっていないとか。明日札幌に帰るのかなぁ?とりあえず一日でも、実家で十分リフレッシュして、次も頑張って欲しいです!
98/12/9(土) 天皇杯2回戦 vsFCプリメイロ(びんご運動公園陸上競技場)
なんとか、勝ってくれたようです。
現地にたったひとりで応援に行っていた当ページ専属カメラマンの藤島さんの電話報告と、「J’sGOAL」とを頼りに、状況をお知らせします。
先発メンバーは、加藤、ののした、木山、田渕、村田、古川、時岡、深川、村主、関、コータ。
控えは、ディド、大野、黄川田、棚田、有馬です。
前半は五分五分の試合展開だったそう。そのうちにコンサドーレが個々の選手の能力の高さが目立つようになり、押しているものの、得点に結びつかず・・・という感じだったようです。
また、途中で時岡くんが負傷退場して、よっくんが入ったとのことです。
後半は、プリメイロも攻撃的になってきて、シュートがバーを叩くなど、冷や汗もんの場面もあったようです・・・おーこわ。
そしてやっと深川さんが先制。関くんとコータのこぼれ球を(DFのクリアミス?)蹴り込んだようです。
コータくんは調子が良くなかったのか、途中で有馬さんと交代したようです。
そしてそのままなんとか試合終了。1−0でやっとこ勝ちました。
ほっ、とりあえず、よかった・・・。
次は神戸ですね。こないだ鹿実相手に7−0で勝ったんだよね。
今日は福岡も4−0でしっかり勝っているようです。
どこもちゃんと「J」だなぁ・・・とほほ。。。。
でも、絶対神戸に勝って欲しい!!
そしたら私、その次の磐田戦(@群馬)は行けるし!
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98/12/5(土) J1第3参入クラブ決定戦 vsアビスパ福岡 第2戦 (室蘭入江競技場)
最悪の結果が訪れてしまいました・・・
まさかこのようなことになるとは、コンサドーレサポーターのみならず、全国のサッカーファンが信じられない気持ちなのではないでしょうか。
前半、やはり寒さが災いしたのか、福岡は今までのうちとの試合ではいつも猛然と攻撃してきてシュートを打ちまくってきていたのに(入らないけど・・・)、全くそのような感じを見せませんでした。
「まさか前後半0−0で終わるつもり?」と思ったほど。それでも福岡の残留は決まるから。攻めても攻めても入らなかったのは、うちの方で、でもその勢いは絶対先制できると確信できるものでした・・・。DFはペレイラがもうそれはすごくすごく良かったし。
・・・と、あんまり試合についてごちゃごちゃ書くのはやめますね。
コンサドーレ札幌は、福岡に2連敗して、J1残留を果たせませんでした。
来年は、J2でまた川崎フロンターレや東京ガス(来年からFC東京)と戦います。
それが決まった瞬間、サポーターはみんな号泣しました。いつも怖い顔して指揮を取ってるウルトラスの面々も泣き崩れてました。でも、みんな次の瞬間泣きながらコールを続けました。
そして、絶対に来年J2で優勝してまたJ1にすぐに戻ってくると、みんなで誓い合いました。
普通はこんなことになったら暴動が起きるだろうに、と新聞などに書かれてありました。
そうですね・・・でも、そんなことしたって余計悲しくなるだけ。みんなでチームを励ますコールをして、絶対来年優勝だっ!!と大声を出していたら、本当に勇気が湧いてきたんです。
何よりも、チームがなくなるわけじゃない、というのがその気持ちを奮い立たせる源でした。
J2になっても、私達の街、札幌のチームであることには変わりがないんです。
私達が応援していかなくてどうするんだ!!
横浜フリューゲルスのサポーターに比べたら、私達は本当に恵まれている。
応援できるチームがあるってことの幸せを再び感じた瞬間でした。
そしてそれを共に感じ、おかしな暴動を絶対に起さない仲間達・・・本当に、札幌の誇りです。私の宝物です。
帰りの高速のパーキングエリアで、石屋製菓の石水社長と偶然お会いし、「絶対やり直す」との力強い言葉を頂きました。本当にこれから、道民一丸となってまた一からやるつもりで頑張っていきたい!!(私は横浜市民になったけど、戸籍も北海道にないけど、「北海道民」と自称していくつもりです!)
コータくんは・・・試合直後のコメントでは、これからも札幌で頑張ってそしてJ1に戻ってくるっていうような感じでしたが、私は、本当にコータくんが、自分の夢を追い続けるために自分のためにそれを決めて欲しいと思っています。それがコータくんのために一番であると自分自身で思うなら、本当にそうするのがよいのだし、別の方法を選ぶのが自分で本当にいいと思うなら、その道を進むのがベストだと思うのです。
本当に自分の信じる道を、勇気を持って、突き進んでください。あなたの信じる道は、私の信じる道でもあります。これからもずうっとずうっと信じて応援し続けることに変わりはありません。
とても、とても、つらいと思うけど、頑張って、コータ!!!頑張ろう、サポーターのみんな!!!
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98/12/2(水) J1第3参入クラブ決定戦 vsアビスパ福岡 第1戦 (博多の森競技場)
今年2度もここへ来るとは思わなかった・・・。
とても綺麗な綺麗な博多の森の競技場に一歩足を踏み入れて最初にそんな言葉をついつい発してしまった。
でも、そうなってしまったことは仕方がない。
とにかく終わったわけじゃない。死ぬ気で戦ってやる!試合開始前からサポーターのボルテージは上がる一方。
アビスパの盛り上がりも凄い・・・スタジアムが揺れている・・・でも、ビビってる暇はない。やらなくちゃ!
スタメンの発表。前回とまったく変わりなし・・・個人的には、有馬さんを是非使って欲しかったのに。
練習を見ていないから、調子はわからないけど。ここのところ、いつもうちのチームは点がなかなか取れなくて、途中で流れを変えるためかコータくんが引っ込められちゃうけど、それで状況を打開できそうな感じが全然しないんだもの・・・どうなのかなぁ・・・。
だけどもう、ごちゃごちゃ言ってはいられない。
誰かが言った。「アビスパのサポーターの人数は多い。でも俺達の方が絶対ハートを持っている。だから絶対大丈夫。このハートを見せつける応援をしようぜ!」
アビスパは、いつものように決定的な場面を作っては、はずしまくっている。
運に見放されたようなシュートもあった。
でもこういう風にいい形を作られると、いくら決定力のないチームと分かっていても怖い。
悲鳴を上げながら、それでもめげずにヴォリュームをさらに上げて応援した。
こちらも選手たちの動きもなかなか軽快で、かなり攻め込んでいたので、これは行ける、と思ったんだけど。
あと一歩のところで、ミスしたり、息が合わなかったり、惜しい場面が続く・・・くぅ。
そしてついにもぎとられた1点。
「絶対弱気になるなよ!」
と応援の最前列のリーダーが叫び、私は脳の中の血液が逆流するんじゃないかと思うような勢いで、声を出しまくった。頑張れ、絶対返せる。まずは1点!
しかしこの1点は最後まで守り抜かれてしまった・・・。
絶対今日は泣かない。だって福岡はたった1点しか取れなかった。次勝てばそれで覇者はわれらがチームだ。
ここで泣いてなんかいられるもんか。室蘭で絶対勝つ。最後まで絶対諦めない。私達のチームはそれができるチーム。ミラクルなんかじゃない。何がどうでも勝つ。
ノボリやダンマクを片づけ、競技場の玄関を出ると、ピッチが鳴った。コータからだった。「負けました」との報告。私が福岡に来ていないと思っていたらしい。
声が沈みがちなように聞こえたので、「次頑張ろう、絶対勝とうね、元気出して!」と言うと、「僕はすごく前向きなんです。だって、今日もし追いついて延長になって勝ったとしても次負けたらアカンのやし。とにかく1勝。勝てばええんやから。絶対勝つし。」
私は試合終了直後、うちのリーダーが言っていた言葉とコータの言葉がそっくりだったので、なんだかとても嬉しかった。
コータが「でもわざわざ来てくれたサポーターの人達は・・・どう思ってるか・・・」と心配するので、すかさずこう叫んだ。「私達だって同じ、前向きよ!全然大丈夫!室蘭でも絶対頑張るよ!」
次こそ、コータくん、そう、次、最後だから、最後の1勝だからこそ、素晴らしいゴールで北海道中を歓喜の渦に!!
98/11/26(木) J1参入決定戦 vsヴィッセル神戸 第2戦 (室蘭入江競技場)
気持ちで負けてたよ・・・気迫が違ったように見えた。どうしてかなぁ。
これで負けたらもうあとがないって思ってやってるようには見えなかったの・・・。
そんな風に思いたくはないけど、やっぱりそう見えちゃった。
1点ビハインドで、時間がなくなってきて、なりふり構わずがむしゃらにやらなければいけないはずなのに、どうして足が止まってしまうの???「もっと動いて、走って、お願いだから」と泣きながら叫んだけど、事態は変わらなかった。
残り時間わずかで2点めを入れられてしまって・・・そのあとは、サッカー、してた???
まだ笛が吹かれていないのに、諦めてしまうのは絶対にやめて!
絶対勝たなくちゃいけない試合なのに!
ごめんなさい。いつになく超辛口です。
でも、全力投球で頑張った結果なら、何も言わず次頑張ろう!って言えるけど・・・違ったようだったから・・・。
応援だって偉そうなことは言えない。今日は芝のゴール裏が雪で滑って危険だからと、場所をバックスタンドのホーム寄りに移して応援していたのですが、目の前にいた線審のひどさに心奪われて、その線審に対して怒ってヤジを飛ばしてばかりいるうちに前半終了してしまったような・・・。肝心なチームに対する応援を完全におろそかにしてました・・・。
ひどい判定は確かに目茶苦茶ハラが立つけど、目の前にその人がいたら何か言ってやりたくもなるけど、そんなことやってる暇があったら、ちゃんと試合見て、ちゃんと応援しなくちゃ・・・。
だけど、とにかくまだ次があります。
予定がだいぶ狂っちゃったけど、私のスケジュールも目茶苦茶だけど、最後まで諦めるつもりは毛頭ありません!
絶対勝ち上がって、J1に必ず必ず残るんだから!!
どれだけ頑張ってきたと思うの、落ちてたまるか!!!
コータくん、足削られていたようだけど、大丈夫かなぁ?無理はしないで欲しいけど、でも、やっぱりあなたが爆発してくれないと勝てない!頑張って、あともう少し!とにかく攻めて攻めて、どんどん行ってね!
それにしてもコータ、「ドラマテッィクにJ1もいい」(byストライカー)だなんて、カッコいいけど、やっぱり心臓に悪すぎるよ・・・お金もかかるし(^^;;;
<余談>
帰りの高速のパーキングで、ヴィッセル神戸の選手達に遭遇。さっきまで、目を真っ赤にして泣き腫らしていたコンササポーターの女の子が、きゃあきゃあ言って神戸の選手に握手を求めていたのには、目を疑った。。。
98/11/22(土) J1参入決定戦 vsヴィッセル神戸 第1戦 (神戸ユニバー記念競技場)
そんなに簡単にはいかないね・・・
正直言って、サポーターも選手達も相手を舐めてたとこあったんじゃないかなぁ。意識しないで全力投球するつもりではいても、今シーズン2連勝という大きな自信は、今回、裏目に出てしまった気がする・・・。
開場の1時間前に競技場に着いた。もうすでに、アウェイ側ゲート前に長い列が。5月に来たときは、5分前でも「え?どこに並ぶの?誰もいないよ?」って感じだったのに。
みるみるうちに人は増えて、厚別の第5ゲート前でも下手なカードなら開場前からこんなに並ばないんじゃない?っていうくらい。最後尾が橋の方までいっちゃって見えなくなってしまいました。すごい・・・。
開場になると、アウェイゴール裏のどまんなか、椅子席の部分に、ビッグフラッグの中央部が貼り付けられた。応援はそのフラッグの後ろ、真ん中の通路より後ろで固まって行うことに。いつもとさすがに空気が違う。
前半、試合内容は悪くなかったと思う。試合後、よっくんが「慎重に行き過ぎた」ってコメントしてたみたいだけど、いつになく中盤でのパス回しがすばやく確実につながって、かなり頑張って練習したんだな・・・って、勝手に思った。
だけど、やはり神戸も必死。J昇格のとき以来じゃないかっていうくらいのお客さんの数に、燃えないわけはない。ガンガン攻めてくる。
こちらもいい形は作るけど、惜しいところで決められない。コータはといえば、一度、ウーゴからの絶妙なパスに反応して猛スピードで抜け出し、いつものように右の角度のないところからシュートを放つというシーンがあったが、蹴るタイミングを逃したのかジャストミートせず、ボールはゴール前をすーっと横切っていった。サポーターのため息。
コータがらしいところを見せたのはそれくらいかな。あとは、ボールが来ても全然持って前向かせてもらえなかった。トラップミスでボールを奪われたりとか。
そんななかで、相手はさらにガンガン来る。シュートの雨を浴びるけど、頑張ってしのいでしのいでチャンス一発・・・っていうのは、別にそれはいつもやってきたことなのに、相手が神戸だということで、「こんなはずじゃ」状態になったみたいに見えた。なんか、守りにも攻めにも、焦っているような感じ。
そして、自陣ゴールの前で笛を吹かれまくり、あっという間にPKとFKからの2失点・・・。
だけど、形を崩されて、っていうのでもなかったし、こちらもいい感じでやってたし、2点差をどうにかできるっていうのは絶対に信じていた。そのままハーフタイムに入ったけど、絶対大丈夫って思ってた。
コータは後半、関くんと交代。まぁ、しょうがない、という感じだったかな。
関くん、そうなったからにはやって欲しかったけど・・・。
早々に棚田さんの4試合連続ゴール(すごいよなぁ・・・)となる得点で、サポーターのボルテージも一気に上昇。たぶん選手達も、その一発で気合入ったと思うんだ。
ロスタイムに入っても、このまま負けるわけがない、と思い、腹筋がよじれそうになりながらコンサドーレコールを続けたんだけど・・・気が付いたら長い笛が吹かれてた。
結局、負けてしまったわけですが、棚田さん、よくぞ入れてくれました。あの1点があるのとないのとでは大違い。
だって次は、得失点差気にせずに何がどうでもとにかく90分で勝てば総合順位が神戸より上の札幌の一抜けが決まるんだもの。もし2点差だったらさすがにきつかったもんね・・・。
今日(11/23)ね、千歳に帰ってきたとき、気温マイナス4度だったの。札幌に着いたら、昨日出かけたときよりもさらにたくさん雪が積もっていて・・・。
こんなところにいきなりヒョイと来て、神戸の選手、動けるわけないよ。うちはいつも通り、やるだけ。24日からの室蘭ミニ合宿で調整して、慣れた土地で今度はしっかりやろう!やってきたことをやればいいだけ。1点差でもいいわけだけど、ここはひとつきっちり叩いて、J1に残るチームとしてふさわしい堂々たる勝ち方をしようね。
下手に圧勝ムードで神戸から帰ってこなくてよかったかも、という感じもする。選手達にも私達サポーターにも、かなり追い込まれた状況って、ある意味で必要なのかもしれないなぁ、なんて。
コータ、奮起してくれるよね!自分の持ち味、精一杯出して、とにかくゴールへ向かおう!カッコよくなんてなくっていいから、がむしゃらに狙っていってね!!
98/11/14(土) 2ndステージ最終節 vs横浜フリューゲルス (厚別公園陸上競技場)
厚別競技場は、朝から異様な雰囲気に包まれてました。青いリボンをつけた人々と、そのあとを付いてまわる報道陣・・・最終戦は消滅問題で揺れるフリューゲルスと。まさかこんな妙な意味での注目カードになろうとは、つい何週間か前までは思いもしなかった・・・
それでもやはりこれは我々札幌のホームゲーム!前々から計画を練っていた、ゴール裏を赤い紙テープで埋め尽くそうという作戦に、試合前のゴール裏はなんともいえない緊張感でいっぱいに。1人目の選手がピッチに足を踏み入れた、そのときに一斉に・・・という指示。選手の姿が見えた頃から始まった「おぉぉーーー」という下から突き上げるような声が朗々と響き渡る。あんな気持ちの高揚は久々。相手がどこだろうが、絶対に負けられない!
序盤、なかなかいい感じだったと思います。中盤からの組み立てもきちんとしててチャンスを作ってたし、これはイケそうだと思いました。コータも、惜しいシーン、ありました。右からの突破、打ったシュートは、地を這って左側のバーの外側に・・・
前半17分、左からのコーナーキック、ウーゴがニアにあげたボール、相手選手のクリアボールが、ゴールど真ん中にフリーでいたコータの足元へ。ちょんっと触れば入ったボールでしたが、足を出すのが一瞬遅く、ボールはゴールマウスの右へ逸れていきました・・・惜しかった!!
しかし先制点はフリエでした。そこからはちょっと膠着状態で・・・。前半40分、その状態から脱却させてくれたのは、田渕さんと棚田さん。田渕さん、シュートだったのかな、するどいクロスをゴール前へ。棚田さんが執念とも思えるプレーでねじ込み、3試合連続ゴール!同点とします。これで応援も選手達も息を吹き返した感じで、勢いを取り戻します。
積極的なプレーを続けて、あっという間に前半が終わりました。前半45分間、最近の試合では珍しく、私は一度も時計を見ませんでした。妙に短く感じた。それだけ気合入っていたということでしょうか。
後半も、この勢いで・・・と思ったとたん、やられてしまいました・・・。
でもでも絶対負けるもんか!と果敢に攻めるコンサ。
コータも後半3分、右からの棚田さんのセンタリングを中央で受け、ワントラップですばやく身体の向きを変えながらの懇親のミドルシュート!勢いあまって後ろに倒れ込みながらのシュートでした。勢いありすぎたか、残念ながらボールはバーの遥か上・・・。
しかし、フリエの選手とは気持ちの入りかたがやはり違ったのでしょう。後半途中からは、完全に気迫負けしていた感じでした。結局さらに2点を追加され、1−4の大敗・・・。
2ndステージ勝ち越しが消えていってしまいました・・・。
まぁでも、これで課題もたくさんハッキリしたことでしょうし、入れ替え戦に変な余裕を持って望むよりも良かったという気もしないでもないです。すごく悔しかったけど。
試合後は、試合に出ていない選手も、チーム全員でサンクスウォークをしてスタジアムを一周しました。コータくんもコンサドーレのフラッグを手に、手を振っていました。
いろいろ報道されているように、BGMはフリューゲルスのオフィシャルソングでした。フリエの選手が全員、「助けてください」「存続させよう」などのダンマクを持ちながら一周しました。うちのゴール裏サポーターも「横浜フリューゲルス!」のコールを延々とやって気持ちを贈りました。何度も何度も一生懸命頭を下げながら目の前を通り過ぎるフリエの選手達を見ていたら、やっぱり涙が出て来てしまいました・・・。
大きな声でコンサドーレコールを送り返してくれた、フリエのサポーターの皆さん、本当に最後まで諦めずに頑張ってください!
というわけで、入れ替え戦、神戸との対戦が決まりました。神戸との試合では今季2試合とも、コータくんがゴールを決めて勝っています!まぁ、でも、コータくんも言うように、そういうのは忘れて、ただひたすらに頑張りましょう!!相手は確かにこちらに対して苦手意識を持っているかもしれません。福岡や川崎Fよりはやりにくさを感じないのは確かですが、油断は絶対に絶対に禁物!一発勝負のつもりで・・・とにかく、絶対に負けられません!!
もちろん私は神戸まで遠征します。そして11/26室蘭、満面の笑顔で今シーズンを終えたいです。
私事ですが、私は結婚のために今月いっぱいで札幌を去り、横浜へ行きます。引越しの日を11/30に設定しました。敗者復活戦は念頭にないということです!思いっ切り明るい気持ちで、横浜での新生活を始めるためにも、すっきり2連勝したいっ!!
98/11/3(火) 2ndステージ第15節 vsヴィッセル神戸 (厚別公園陸上競技場)
朝、家を出ると、なんか目の前をひらりと白いものが・・・。雪だぁ!予報通りの初雪。それでも、心配されたような荒れた天気にはならず、青空がのぞいてる。ときどき日も差す。でも、寒い。圧倒的に寒い。
試合前、いつもは余計に喉が渇くので飲まない石屋製菓の「白い恋人チョコレートドリンク」のお世話になって暖をとったりもする。
それでもやっぱり、天を仰げば青空が見えるというだけで気分がいい。勝てそうな予感。いや、負けるわけがなかった。こんなに寒いのに、ゴール裏とホーム側のスタンド席はこないだのジュビロ戦と変わらないほどの人、人、人。熱気が溢れています。
そして、うちの選手はこんなにも寒さに強かった。神戸の選手は序盤から、やたらとバタバタと倒れていろいろ体を痛めてた。ウォームアップしきれてない身体を動かして、怪我しやすくなってたのでしょう。ちょろっと降った雪で、芝が濡れていたせいか、うちの選手もずるずる滑るシーンが見られるものの、こちらはみんなあっという間に「すちゃっ」と立ちあがって動き回る。
アップのとき、うちの選手はなんとおしくらまんじゅうをやっていたの。準備が違うのよねー。中には、よっくんをはじめ、半袖でプレーする選手も何人かいて、私達道産子でもビビったよ!(^^;;
ゲームは圧倒的にコンサドーレが支配し続ける。たまに攻め込まれるものの(中盤のパス回しの精度がまだやはりいいとは言えないよね・・・)、ディドさんがさすがなので安心して見てられた。あと、よっくんのカバーリング、うまい!本当にこの先どこまで成長していくのやら。目を見張る思いでした。
そして前半20分。デリーが左サイドから抜け出すと、周りをよく見て見事なセンタリング、ゴール前やや右でどフリーだった田渕さんにきっちり合わせます。田渕さん自分で打てたんじゃないかなーとも思うんですが、中央に素早く折り返します。中央に詰めてたのは深川さんと宏太くん。宏太くんがダイレクトで思いっきり蹴り込み、先制!文句無し!9月23日以来の久々の厚別ゴール!!今季10得点目です!!!
アシストの田渕さんと抱き合い、バウテルと抱き合い、デリーと抱き合い、サポーターに向かって人差し指を高く掲げます。TVのニュースで見た映像では、口に人差し指を当ててチュッとやってたりもしました。(あれはなんだったのかしら)
この先制点を機に、神戸はさらにガタガタに。前半41分のデリーの2点目は、そのあまりの簡単な点の取れ方に笑いが止まりませんでした。バウテルからのFKがゴール左側のデリーの足元に。これをデリー、キーパーをキックフェイントで転ばしといて、落ち着いてシュート!うーん、うまいです(^^)
後半も有利に試合展開します。ただ、風がホームからアウェイに吹く風でかなり強かったので、ホーム側に向かって攻めてくる後半は、やや攻めづらかったかな?そういった意味でも前半に2点のリードをつけたのは、メンタル面でも大きかったと思います。
宏太くん、後半にも惜しい場面がいくつか。華麗にDFを抜いて、GKと1対1という場面、シュートはゴール右にそれてしまいました・・・本当にボール1個分だった・・・惜しい!!
また、ゴール前にあがったボール、果敢にヘディングシュートを狙っていきます。このときGKと交錯。頭を打ってしまい、しばらくその場にうずくまってしまいます。でもすぐに立ち上がり、元気にプレーを続けました。よかった・・・
2点差のまま、残り時間が少なくなってきました。いつも、リードしているときの残り時間は、あと少しだけ頑張れ!と悲壮な表情での応援になってしまうけれど、今回は本当に安心して見てられて、すっかりお祭りムード。久々に「コータのゴールが見たーい、らららーらーららーらー♪」の歌も飛び出し、みんな笑顔爆発。
あと、レンタルの関くんの歌、前の方で数人がちょろっとやりはじめたのをみんな気に入ってしまい、「せっき、おーおせっき、おーおゴールを決ーめーろぉ!」の大合唱!試合が終わってもいつまでもやってました(^^;;
楽勝ムードの中でも、最後まで選手達は必死に戦ってくれ、デリーとのコンビネーションによる棚田さんの執念のゴールは最高でした。右サイドから関くんがあげたセンタリングに、棚田さんダイレクトボレーシュート!これがGKにはじかれ、こぼれ球をもう一度棚田さん、シュート!これがちょろキック(^^;;
しかしそのこぼれ球が幸運にもデリーの足元に!決まるか、と思ったところ、デリーがもう一度棚田さんに「お前が打てよ」とばかりにちょんっと戻します。これをきっちり左足で押し込んだ棚田さんでありました!サポーターに向かって投げキッス、両手を思いっきり広げて全力疾走で喜びを体現する棚田さん、その姿に私達も酔いしれました。
この日の深夜のUHB「コンサドーレ速報」で、たまたまこのプレーの間の棚田さんの顔だけを追ったカメラがあったんですが、面白かったです。2回目のシュートがミスキックで、「あちゃー」。ボールを目で追ったらそこにデリーがいたものだから「ニヤッ」。そしたら突然自分のところにボールが戻ってきて「うぉっ!」。そして慌てて押し込んでうまいことゴールイン・・・笑顔爆発・・・百面相みたいで笑えました(^^;;
完勝でした。チームの雰囲気は最高潮。今後の試合も、全力投球、気持ち入りまくりのプレー、応援で、全試合撃破しましょう!入れ替え戦は決まってしまったけど、ほんと、コータくんの言うとおり、全部勝てばいいことです。入れ替え戦のホームゲームはどうやら北海道でできそうだし、もう怖いものはない!!
#この試合、来季うちの監督という話が出てる岡ちゃんがオフ返上で見に来ていたらしいけど、今の私達には関係のないこと。新聞とかが騒ぎ立ててアホかと思った。コータくんの「来季の監督には来季の練習場でアピールすればいい」というコメントが何かの新聞に載ってたけど、もっともですよね。このコメント聞いて、ピント外れな報道してるってことに気づいて欲しいなぁ・・・
98/10/31(土) 2ndステージ第14節 vsヴェルディ川崎 (等々力競技場)
集まった、集まった。あまり元気のないヴェルディのサポーターを遥かに上回るコンサドーレサポーター!アウェイ試合をついにのっとってしまった。ゴール裏の一角ではあるけれど、なんとも密度の濃い赤の軍団。ディレクTVのヴェルディよりのレポーターも「コンサドーレのサポーターの方が多いようで淋しいです」と言ってました。
そんな異様な雰囲気の中でキックオフ。
でも、やはりうちのチーム、中盤でボールを支配することができないのね。マイボールを簡単に相手に奪われてします・・・(;_;)
ずっとヴェルディに押され続け、またしても、雨あられのようなシュートを浴び続けます。ディドさんのナイスセーブと、何よりも向こうの決定力のなさ(結構ヒドイですね(^^;;)に本当に助けられました。
さて宏太くんですが、何度かいいタイミングで抜け出し、チャンスかと思われましたが、ゴール前でいい形を作れず。前節に引き続き、シュート0本でした。頑張って!!
前半終了間際にとられたPKは、なんだかよくわからないままにPKになってた。場内ほとんど事情を飲み込めないままでしたが、選手が別に抗議もしないので「あれ?そうなの?」って感じでとにかくディドコール。惜しかった・・・完全に読み切っていたのに・・・悔しい!
0−1で前半終了。PKでの失点だったせいか、1点ビハインドでも負ける気がしなかった。試合内容がいいとは言えなかったけど、絶対後半奮起してくれると信じてました。
そして後半。開始早々によっくんがなんと負傷退場(;_;)
8/8京都戦の時に急にレギュラーに抜擢されたよっくんのために私が京都のホテルで即席で作ったダンマクを、ヨレヨレにもかかわらずこれまでずうっと出してきていたのを、今回、新しく立派なの(We
love Kohta!!より圧倒的に目立つ(^^;;)を作ってきていたのに・・・ショックでした。
担架で運び出され、10人になると、宏太くんが後輩の分まで守備に下がってきていたのが印象的でした。
かくして埜下さんが交代出場。無難にチームに溶け込んでいてきっちりお仕事してました。
そしてうまい具合にこちらもPKゲット。デリーが左隅に決めて(キーパー反応してた。いつものように、ちょっぴりドキドキのデリーのPK(^^;;)ふりだしに戻る。
カズが高木に代わって出て来て、私達コンササポの目の前で踊ってましたが(^^;;(例のフェイント足技)、特に脅威も感じさせず、かといって、こちらもそうそうチャンスを作れず、膠着状態。調子の出ない宏太くんに代わって出て来たレンタル移籍組3人目、関くんも、よく動いてはいましたが、シュートまでの形にはならない・・・
でも、平均年齢のお高いヴェルディ選手の足が停まってきたなー、ヴェルディサポの歌も全然聞こえないなー、と感じ始めたのは事実。うちは絶対ボルテージを下げてたまるかー!と必死の応援を続けました。あとから聞けば2階席のお客さんも一丸となって声を出していたとか。
それに選手は応えてくれました。「残業はいやだー」と誰かの叫びが聞こえたと思ったそのとき、デリーのヘッドが炸裂。久々に観た、これぞバルデス!というシュート。めちゃくちゃ嬉しかった!
これをお膳立てした2人の選手のプレーも素晴らしかった。棚田さんに代わって途中出場のわれらがキャプテンごっさん。中央で持ったボール、そのままどんどん上がっていきます。しっかり周りを見ていて、いい感じで右サイドを上がっていった田渕さんにナイスタイミングで素晴らしいパス。これを田渕さん、どんぴしゃのセンタリング!そしてずどーん!!
あれを目の前でやられたヴェルディサポ、さぞかし痛かったでしょう(^^;;
残り時間は少なかった。でもここから取られてしまうのがうちのチーム。絶対にもうそれだけは気をつけようという気持ちが選手のプレーにも、サポーターの応援にも溢れてた。そして集中切らさずもぎとった勝利。本当に嬉しかった!!アウェイの球場で大勢でいつまでも喜びの歌を歌い続ける気持ち良さ。いままで味わったことなかったもんなぁ・・・
<おまけ>
この試合、宏太君のお母さんが応援に来てました。たったひとりで大阪から。来られるとは聞いていたましたが、たったひとりとは・・・感激。ゴール裏1階の私達と混じっての応援。試合中はさすがになんだか恥かしかったのでそばにいませんでしたが、本当におひとりだったので、試合前後は、ダンマク張りを手伝ったり、いろいろとお話をしたり、何かとそばにいました。それを見た私の友人曰く「姉妹かと思った」(^^;;(お母さんがそれだけ若々しいということ)
試合後、宏太君にセーターを差し入れしたいということで、一緒にバスのところに行くことにしました。宏太君はすでにバスに乗っていて、中からキョロキョロお母さんを探していました。私が「ここだよー」と手を振ると、嬉しそうに「今行くー」という仕種をしてバスから降りてきました。案の定、ファンが殺到して私は突き飛ばされてしまいましたが(笑)、お母さんの方はなんとか会えて、セーターを受け取った宏太君、嬉しそうでした。そのとき、お母さんがよっくんの怪我の様子を聞いたのですが、大丈夫ということでした。
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98/10/24(土) 2ndステージ第13節 vsジュビロ磐田 (厚別公園陸上競技場)
ジュビロは本当に強かった。
1−6というスコア。BSでも放送したことだし、プレーひとつひとつについて語る気はないんですが、どうしても聞いて欲しい話があります・・・。
この試合、5歳になる私の甥っ子が姉夫婦に連れられてゴール裏に来ていました。
試合後、私はその甥と次のような会話をしたんです・・・
私:「龍馬(りょうま)くん、試合観てた?」
甥:「うん、みてたよ」
私:「どうだった?」
甥:「うんとね、6対1だった」
私:「そのまんまじゃないの(^^;;・・・コンサドーレ、弱い?」
甥:「うーん・・・。ちょっとだけ強い」
私:「ちょっとだけ強いの?どうして?」
甥:「だって、6対0じゃなくて、6対1だったから」
私はこの名言に、思わず泣けました・・・幼稚園児がですよ!
本当にそうです。あの1点は大きい。
本当なら5点も取られた時点で、諦めて集中が切れてしまってもおかしくない試合。
そんな状態で、ハイレベルなチームからもぎとった1点。
最後まで一生懸命な、選手達の気持ちの入った頑張りは、こんな小さな子にも伝わるんだ、と思いました。
これからも最後までこんなプレーを見せ続けて欲しいです。
さらに・・・
あまりのスタジアムの混雑ぶりに、この子の父親は試合前に、
「ジュビロ側のゴール裏ならまだもう少し空いてるんじゃないか。反対側に行こう」
と、この子を誘ったらしいのです。
そこでこの子の言った言葉は・・・
「俺、コンサドーレ」
こんな将来楽しみな、ちびサポーターが日に日に育っていくように、我がチームも確実に成長しています!
この試合で出場確定となった入れ替え戦で当たりそうな川崎Fが「どことやっても勝てる」と自信たっぷりですが、そんなバカなことはない。やはりJFLはJFL。私は今季JFLの上位チーム同士の試合(もちろん川崎F含む)を2度観ましたが、やはりJとはレベルが違った。サッカーの質が違う。ナビスコのときのような気持ちでやるはずがない我がチームに、そう簡単に勝てるわけがないんです。ましてや11/19の試合は厚別で行われることがほぼ決まったそうです。総合15位以上に浮上してこの試合をやらなくて済むのが一番ですが、もしそうでなかったとしても、絶対勝ち進めます!
とにかく最後まで応援するだけ。またまた前監督問題でいろいろ揉めていますが(昨日のサポーター代表者会議は辛かった・・・)、そんなこと構ってる場合じゃない!みんなひとつになって頑張ろう!
・・・龍馬、また一緒に応援してね!サッカーも頑張ってうまくなってね。
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98/10/17(土) 2ndステージ第11節 vs名古屋グランパスエイト (厚別公園陸上競技場)
今日も良く晴れました。台風が近づいてるっていうのに。最近、厚別でのお天気はいい感じ。
強敵だけど、ぜったい気持ちよく勝ちたい!
しかし・・・前半はとても勝てるような気がしない試合でした・・・
まったく攻めに持って行けない。なんだかやたらFKが多かったけど、すぐにボールを奪われて、チャンスを全く作れない、見ていてとってもイライラしました。
それに加えて、審判がめちゃくちゃ。本当にキレそうになりました。
そして、前半17分に、バウテルのクリアミスを福田くんに決められ、名古屋に先制を許してしまいました。
そして、宏太君が相手ゴール前でDFと交錯して倒れます。ホームのゴール裏とは逆だったので、よく見えませんでしたが、割とすぐに立ち上がったので、なんでもないのかな、と思って試合に集中していたら、どうやら相当痛かったようで、すぐにベンチに向かって×サインを送って、前半27分で有馬さんと交代となりました。
その有馬さん、後半に大爆発。
前半6分に、よっくんがボールを持ってなんとするするーっとオーバーラップ。右の田渕さんにパスを出すと、すぐにセンタリング、いい位置に飛び込んできていた棚田さんがものすごい体勢から折り返しを蹴り込むと、ゴール前に飛び込んできた有馬さん、ダイレクトにボレー!見事でした!!
有馬さんの同点弾で、選手もサポーターも雰囲気がガラっと変わりました。積極的にどんどん行きます。
そして、疑惑の前半18分(^^;;
ゴール前で波状攻撃を仕掛けたコンサドーレ、惜しくもキーパーにとめられたと思いきや、こぼれたところを有馬さんがドカン。やったー!逆点!!
でも、これ、実はどう見てもキーパーちゃんとボール掴んでました・・・ゴール裏の私達にはそれは一番よくわかってたんですけど・・・「やっちまえ!」と思ったら本当にやっちゃって、しかも主審には見えてなかったらしい・・・(^^;;
ごめんね、名古屋さん。怒るのはとってもよくわかるわ。でも、ここは厚別なのよ。
しかしここで追いつかれるのがいまのうちのチーム・・・。ピクシーはやっぱりすごいですね。あっという間に同点にされてしまいました。
しかし、今日のコンサは違った!積極的なプレーを続けてくれて、FKからのセットプレー、よっくんがいいところに上がっていて突っ込んでいきゴール前のスペースにボールを出します。そこへ深川さんが飛び込んできて、決めた!またも勝ち越し!
さあ、ここから!是が非でも守れ!ここで追いつかれたら、「また土壇場でやられる悪いクセ」ってなってしまう!
選手達は頑張ってくれました。もう負けるわけにはいかないんです。ここは厚別だし。
それでもまだまだチャンスがあれば攻める姿勢も忘れず・・・棚田さんのシュート、ほんとに惜しかった。単に右にそれたのかと思ったら、なんとバーに当たってたんですね。本人、頭抱えて悔しがってました。
棚田さん、ホントすごいです。最後までものすごくよく走るし。次はゴールもきっと決めてくれるでしょう!
そして、あの疑惑のゴールで名古屋の猛抗議があったせいで長い長いロスタイム。一番気をつけなくちゃいけないところ。しかし選手達、しのいでくれました。名古屋に勝利、やったぁ!!
個人的には今日のMOMは、よっくんにあげたいです。何度も見せた果敢な攻め上がり。最高でした。わくわくしました。しかも、得点シーンに絡みまくり。それでいて守備もきっちりこなしていたし、本当に期待出来ます!
見ていてわくわくするプレーをする選手って、本当に好きです。
有馬さんも、ついにやってくれました。本当に嬉しいです。試合後のインタビューで「今日は嬉しくて寝られないかもしれませんね」と興奮した様子で、細い目がさらになくなっちゃうくらい満面の笑顔で言っていたの、見ている方も嬉しくてたまらなくなりました。これからの試合で、ぜひ宏太君との先発ツートップが見てみたいです!!
さて、試合後、勝利に酔いしれて大騒ぎしていたんですが、観に来られなかった友人から「宏太の怪我、大丈夫?」っていう電話が入り、我に帰った私。
でも、自分で歩いていたし、平気だろうと思っていたんですが、交代後すぐさま病院に行ったらしく、TVでは「骨折の疑い」との報道も流れているらしいと聞いて愕然としました。心配で、帰り道、何度もぼーっとしてみんなに「ともちゃん大丈夫?」って言われちゃいました。
でも、夜にはすぐ、なんともなかったことがわかり、ほっと安心。あれほど心配したのが馬鹿みたいなくらい、元気なようでした。ただの打撲で骨には異常無しとの診断結果で、次の試合にも「たぶん出られる」と本人は言っていました。よかったよかった・・・
98/10/14(水) 2ndステージ第10節 vs浦和レッズ (浦和駒場スタジアム)
2年前、vsNTT関東の試合で来たとき以来の駒場。レッズのホームゲームは初めて。噂に聞いていた隔離スクエアに、平日だというのに札幌からのサポーターもかなり来てました。
アウェイゲーム恒例、「ダンマク貼った直後の雨」にちゃっかり見舞われますが、レッズの大応援も気にせず全員そろって声を出し続け、試合終了間際に全員そろって歓喜を味わい、そして次の瞬間・・・全員そろって再び悪夢を見るのでした・・・(;_;)
棚田さんがとにかく良い!!柏レイソル、いい選手を貸してくれてありがとう!
ものすごく動いてくれて、パスを出すのもうまいし、受けるのもうまい(いいとこにいてくれる)。突破力もあれば、中盤でのチェックも積極的。
しかし、最後の最後で攻撃に繋がらない・・・前半なんて確かほとんどシュートらしいシュート打ってないんじゃないかしら。
浦和のディフェンスがそんなによかった気もしないんですけど、相手ゴール付近でボールを持っても、そのまま行けばいいのに・・・!というシーンが相次いだような気がします。今日1トップだった宏太君も、まったくシュートを打てません(打ちません?)でした・・・。
棚田さんが一人ですごく頑張ってただけに、見てて異様にイライラしてしまいました。
相手にレッドカードが出て(宏太君が倒されました。宙を舞って地面に派手に転がったので、ちょっとどっきりしましたが、大丈夫だったようです)、相手は10人となりました。
しかし、それを感じさせないほど、試合の流れは変わらず・・・なんと先制点を決められます。
後半、絶対やってくれる、これじゃ終わらない、と何度も自分に言い聞かせて、声を出し続けて応援しました。
時間が本当になくなってきて、それでも徐々にいい感じで攻められるようになってきて、絶対行ける!と思ったその時、右からのCKがニアに上がったところに古川さんのヘディングが炸裂、きわどくマウス左へそれようというところに、われらが宏太!!どフリーで突っ込んできました!みごと押し込んで同点!!
よくぞあそこに詰めてくれました!えらい!すごい!
このあとは、応援もイケイケなら、選手もイケイケのプレー。このときはあれだけ繰り返してきたロスタイムの悪夢なんてもう頭にありませんでした。相手は10人、勝てると思った。本当に学習能力のない我々であります・・・まぁ、あの状況では誰しもそうなっちゃうと思うけど・・・そして、悪夢はふたたび我々の前に・・・
本当にキツイ負けだけど、かなり立ち直りづらい負け方だけど、落ち込んでるわけにはいかない!まだすべてが終わったわけじゃないもん。入れ替え戦、しかも一発勝負の総合16位以下はまぬがれないかもしれないけど、それに向かって勝てるという自身と勢いをつけなくちゃ!そのためには残り試合、勝っていかないと!
絶対やれる!頑張って、みんな!私達も絶対に諦めないでずっと魂の応援、続けるから!
宏太くん、連続ゴール、期待してます!!
さて。ところで・・・
宏太くんの同点ゴール、場内アナウンスやTV中継では古川さんのゴールとされてました・・・
実は・・・非常にお恥かしいのですが、私もてっきり古川さんのヘッドがそのままゴールしたと思ってたんです・・・
ちょうど宏太くんの詰めたところが応援の最前列の太鼓の人とかぶって見えてなかったんです・・・
ゴール後も古川さんに注目していたので、私は宏太くんのパフォーマンスも見ていません・・・ガッツポーズしてたとのことです。
どんなシュートだったかも家に帰ってビデオで確認するまでわからなかったし・・・
現場にいてせっかくのゴールを見逃すなんて・・・ごめんなさい、宏太くん!!m(_
_)m
家に帰ってビデオで素敵な宏太君を見よう!と心に決めて帰札しましたが、録画中継でも映ったのは古川さんの爽やかな笑顔とガッツポーズばかり・・・ゴール後の宏太くんはカケラも映りませんでした・・・(シュート自体はきっちり確認できました。飛行機ポーズの途中で古川さんのどアップに・・・(^^;;)
98/10/3(土) 2ndステージ第9節 vs横浜マリノス (厚別公園陸上競技場)
この日の朝、私はいつもよりかなり早くから競技場に行っていました。
それは、ある横断幕を作るため。厚別ゴール裏の中心メンバー、ウルトラサッポロの面々が宏太君とよっくんのために、素晴らしいダンマクを作ろうと計画したのです。
私は前日にこの計画をメンバーから持ち掛けられ、そのダンマクに書かれる言葉を聞いて、感動のあまり思わず涙が出そうになりました。
宏太の夢は俺達の夢 大野の道は俺達の道
このダンマクの前で、素晴らしいプレーを、そして勝利を見せて欲しい!!
そして観客は満員。過去最多の19,000人を超える大観衆です。
前半開始して、コンサドーレはとてもいい感じでした。
ここのところ、守って守ってカウンター狙い・・・という、やっている方も見ている方も苦しい苦しい戦略で頑張ってきましたが、やはり、それでは上位との試合は苦しい・・・という印象を持っていました。
しかしこの日は、積極的に攻めていて、ボールの回しかたも、うちのチームってこんなに速かったっけ?っていうような感じがして、すっごくよかったんです。
宏太君も、5本ものシュートを打って頑張ってました。
前半36分、梶野さんがヘディングで前線に出した球を、宏太君が相手DFと競ってこぼれたところを逃さず追いかけ、すぐさまシュート!!体ぜんぶをいっぱいに使った思いっきりのシュートで、前々節柏戦の2点め(宏太の1点め)を彷彿とさせましたが、川口選手がスーパーセーブ・・・くぅ・・・悔しいっ・・・!!!あとほんとに少し、ちょっとでもコースが・・・というところでした。
後半8分には、宏太君、思い切ってオーバーヘッドシュート。強く打てず、川口選手の真正面で弱くワンバンドしてキャッチされてしまいましたが。
2点目を入れられてしまったあとも、宏太君、頑張ります。
後半30分をすぎてから、本当にもうどんどんシュートを狙っていきました。
後半38分、ウーゴがいいところでボールを持って中央を・・・。後半はホーム側へ攻めてくるので、ゴール裏の私にも、本当にいい形になったのがよく分かりました。「宏太、いまだ!右!ウーゴ、宏太に!」そう叫んだら、本当にどんぴしゃのタイミングで宏太君が走り込み、ボールが出ました。すかさず、思い切りシュートを打つ宏太君でしたが、やはりボールは川口選手の両手におさまってしまいます・・・。惜しいっ!!
他の選手達も本当によかったです。怪我で途中退場していましたが、今日は村田さんがものすごくよかったと思います。ウーゴもさすがでした。でも、代表選手が揃いに揃ったマリノス・・・悔しいけどやっぱりうまいですよねぇ・・・これからも上位チームとの試合が続きますが、今日の試合を見る限り、やってくれると確信しています!
98/9/26(土) 2ndステージ第8節 vsガンバ大阪 (万博記念公園競技場)
ものすごい量のコー太のぼりがまたまたずらっと並んだ万博です。
私設応援団のほかに、後援会で作ったのぼりやダンマクも、新しくお目見えしてました。
そんな中で、ぜひ頑張って欲しかったんですが・・・
でもこの日もまた、とにかく守っている場面が多かった試合でした。お誕生日のディドさんが、素晴らしいプレーを連発してくれました・・・。前節柏戦に見せてくれた、選手全員、前へ前へという気持ちの入った、思いきりのいいプレーが、なんとなく試合序盤から感じられなかったような・・・。
それは応援も一緒で、なんだか気持ちが入っていなかったな、とあとから反省しています。アウェイだからしょうがなかったかもしれないけど、もっと応援も、頑張らなきゃいけなかったよなぁって・・・。
後半から太鼓がもう一人駆けつけてくれて、もう時間がない!ってときになって、ようやく頑張り出したんだけど、それにまるで連動するように、選手達も頑張ってくれたんだけど・・・。
試合が終わったあと、博多でのアビスパ戦を思い出しました。サポーターの不満が爆発寸前で、どうしても負けられない福岡の選手の気迫に負けたあの試合・・・この日はなんだかそれに良く似てました。
違ったのは、試合後の相手サポーター達・・・。大はしゃぎで「2部行けサッポロ」、「さよならサッポロ」コールやってました・・・。何が楽しいんでしょうかねぇ。宏太君のご家族や後援会の方々が、宏太君に会いたくて選手バスが出てくるのを待っているときにも、様々な罵声を浴びせられました。自分達が勝ったんだし、もう関係ないのに、なんでそんなことしなくちゃいけないんでしょうねぇ・・・。まったく不思議です。
とにかく、気持ちを切り替えて、絶対もう負けないんだっていう気迫を持ち続けて、頑張っていきましょう!
この日は、宏太君の母校、初芝橋本高校の現役の高校生も何人か、学校が終わってからわざわざ和歌山から応援に駆けつけていました。帰りの電車が一緒になって、いろいろお話しましたが、女の子だけでなく、2人の男の子が宏太君に夢中のようで、本当に嬉しそうに宏太君のことを話していたのが印象的でした。本当に宏太君のことが好きなんだな、という感じで、可愛かった(^^)
これからは関西の試合がもうないけれど、このかわいい後輩達に、素晴らしいプレーをTVの画面でたっくさん見せてあげてね、宏太君!
98/9/23(水) 2ndステージ第7節 vs柏レイソル (厚別公園陸上競技場)
吉原宏太、完全復活!!
なんといいましょうか、とにかく嬉しいです!!
台風の影響が心配されたお天気は、朝起きたときから快晴!!
試合が始まる頃には雲ひとつないいいお天気になりました。
前日までの練習を見ていた限りでは、有馬さんとデリーの2TOPかな?と思っていたのですが、選手がピッチに出て来て練習を始めると・・・なんと先発組の中に宏太君が!
監督ありがとう!こうなったらとにかく結果を出して!!そう祈りました。
実は私、昨日の夜、宏太君が大活躍して勝利を掴むというシーンを何度もイメージトレーニングして、すでに感動して涙したりまでしてました(ちょっと怪しい?)。その通りになれ!!そんな想いでいっぱいでした。
さ、試合開始。コンサドーレは風上。アウェイ側に向かっての攻めです。
宏太君、とにかく果敢に攻めます。ゴール裏から何度も「宏太、行けーっ」って叫びました。それだけ宏太君、いい動きをして、いいとこでボールもらって、どんどん攻めてました。
オフサイドも多かったけれど、とにかくゴールへ、ゴールへ、という姿勢で何度もチャンスを呼び込みました。
相手DF、GKのセーブに阻まれますが、どんどん行ってくれます。
宏太君の持ち味の、スピードのある突破が大爆発。相手DFを振り切っての攻め上がり、シュート、素晴らしい!
前半20分、ウーゴの左からのFKが直接ゴール左隅に決まり、先制です。行けるぞ!!
そして前半40分、柏の右からの攻めを、深川さんがナイスカット。そして深川さん、すぐに前線に縦パスを放り込みます。そこへ走り込んだのが宏太くん!DFをひとり置き去りにし、猛然とゴール前へ、チェックに来るもう一人の相手DFを一度フェイントで交わし、ゴールやや右へ突進、すぐさま思いっっっきり、右足でシュート!!右にカーブを描き、豪快にゴールど真ん中に決まりました!!本当にものっすごいシュート!!
やった!!不調と言われ続けた第2ステージ、もう大丈夫よね!壁を越えた!!私はもうわけがわからず感動のあまり泣きじゃくってしまって、宏太君のゴール後のリアクションは全く見てませんでした(^^;;
ビデオで見たら、気合入りまくりの吠えまくり、飛び上がってのガッツポーズ、カッコ良かった!!(ヘディングシュートのときでも、あんなに飛ばないんじゃない?(笑))
2点を守り切り、2−0で前半を折り返します!絶対行ける!ここから気を引き締めて行こう!
今度はホームへ向かってうちの選手が攻めてきます。
後半1分、ウーゴのFKをゴール前に走り込んで受けた宏太君、中央でフリーのデリーにダイレクトで見事なパス!
残念ながらデリーのシュートはゴールの右側に外れましたが、なんてビューティフルなプレーなんでしょう!!
その後、柏の酒井にやられて1点差に迫られますが、しかし、後半14分!ウーゴがドリブルであがり、ほぼセンターライン付近から中央の宏太君へながーい縦パス。
宏太君、2人の相手DFの間を猛スピードで抜け出し(速すぎてDFは全くついて来れません)、スピードを落とさないままボールを胸でトラップしてうまく足元に落とし、飛び出してくるGKを右足でちょんっと浮かせたフェイントで交わして、あとはもう難なく右足一発、どかん。素晴らしい!!
今度は私も余裕で目の前の宏太君をしっかり見てました。宏太君、ゴール裏へまっしぐら、置き看板に片足をかけると、そのひざにひじをつき、親指と人差し指でVをつくってあごに当てて見せます。出た!裕次郎ポーズ!そして投げキッス!
これは昨年JFLの最終節でやったものと同じパフォーマンス。そのときは、そんなことしてカッコつけてたら、なんとオフサイドだったという大間抜けな思い出のあるパフォーマンスです。今度こそ、本物だったね(^^)
そして後半23分!ゴール前でデリーからナイスパスをもらい、超どフリー状態でゴール前に持ち込んだ宏太君、シュート!!しかしボールはあらぬ方向へ・・・(^^;;
今日のチャンスのうちで一番簡単なシュートだったんだけど・・・「ハットトリック」という文字が頭をよぎったかな?力みすぎちゃいましたね。惜しかった、本当に・・・。
そのあと、ゴール前でデリーに出たいいパスを後ろから猛然と突っ込んできて奪ったのは笑えました・・・かなりゴールへの気持ちが感じられて頼もしかったですけど。
それを決められなかったせい、というわけではないけれど、ちょっと最後、苦しい苦しい試合になってしまいます。後半30分に柏に決められてしまい、またまた1点差になってしまいます。苦しい苦しい15分間を迎えます。ロスタイムもまたまた3分も。
でも、守り切りました!!勝利です!!4勝3敗、勝ち越しです!!
宏太君の完全復活でのホームの勝利、本当に、本当に、嬉しい!!ありがとう!!
次は宏太くん、あなたのホームゲーム!万博のガンバ戦、もちろん私も遠征します。絶対またやってくれるよね!今日のがしたハットトリック?
絶対に勝って、次の厚別、超満員の予想されるマリノス戦に勢いをつなぎましょう!!
98/9/5(土) 2ndステージ第3節 vsアビスパ福岡 (博多の森球技場)
3連勝したい!絶対に勝ちたい!そう願って、札幌から日本縦断、福岡に乗り込んだのは、30名。一番遠いのに名古屋以西の地区でのアウェイ試合では一番多かったのではないでしょうか?いつものリーダー不在のちょっと不安なメンバーだったけど、その気持ちはひとつでした。でも・・・
博多の森はとーっても綺麗なスタジアムでした。思わずみとれてしまいました。大きな弧を描いた屋根がメインとバックのスタンド席を覆っていました。早速アウェイゴール裏に行くと、中央の通路から通路までの席1ブロック分が「コンサドーレ札幌サポーター席」と書かれた紙を貼られて区切られていました。
前節のアビスパの試合で、なんとも恐ろしい不満を吐き捨てるような文句が書かれていた横断幕は、今日は少ーしだけ前向きな激励の言葉に変わってました。はて、福岡サポーターはどこ・・・?と見つけられないでいると、ゴール裏ではなく、バックスタンドの端っこに陣取っているのです。屋根の反響を上手く使ってました。それほど大人数ではないのに、声は大きな屋根に跳ね返ってスタジアムに響き渡ります。上手いこと考えるなぁ・・・という感じでしたが、やっぱり満員の厚別のあの3方向から出る大声援にはかなわないだろうと、ほくそえむ私達でした。とは言っても、いま、道外サポも合わせて50人程度しかいないのは確か。とにかくやるしかない。
開始早々、うちのゴール前でのクリアボールが目の前のクロスバーに当たったときはゾッとしました。考えてみたらこのときからこのスタジアムの両ゴールマウスには見えないバリアーが張られていたのかもしれない・・・
全く攻められないコンサドーレ。前半、試合はずうっと目の前でやってる感じでした。「あっちで試合してくれー!」何度もそう思いました。そしてアビスパにシュートの嵐を浴びるんですが、アビスパのFW、打てども打てども、まったく枠に行かず・・・ゴールの中から強い風でも吹き出しているのかと思うほどのそれっぷり。「なんて決定力のない・・・」こちらが押されまくってるのも忘れてちょっと呆れてしまいました・・・。
しかし、そんなことを言ってる場合ではありませんでした。こちらからの攻撃が全く出来ない・・・やはりがけっぷちNo.1のチームはJリーグ1年生の「上位」チームを相手に奮起したのでしょう・・・気持ちの入り具合において、負けていたような気がします。
ときおり相手陣内に攻め込んでも、え?という感じで、いつのまにかアビスパの選手がボールを持ってみんなこっちに向かってきちゃってました。こちらのDFはどうにも引き気味で、あっという間にまたこちらのゴール前・・・
宏太君が得意のスピードのある突破を見せたのも数えるほどでした。その数少ないチャンス、結局一度もシュートまで持っていけません。バウテルの決定的なシーンも、こちら側のゴールと同じように、ほんのわずかのところでシュートが横に逸れていってしまいました。
0−0のままで折り返した後半。すぐに宏太君は交代。後藤キャプテンも下がり、ウーゴとデリーが揃って登場しますが、この流れを変えるのは難しく・・・。
それでも、1点、たった1点さえ取れば・・・なんとか守り切るだけの精神力が今のうちのチームにはあるはず!と信じて応援を続けました。勝ち点3が欲しい!このままでは延長戦・・・できれば90分で決めて欲しい!と焦った後半40分頃・・・見えないバリアーが張られたゴールをこじ開けて、その1点を取ったのはアビスパの方でした・・・。
最後まで諦めず、声を枯らしたものの、願い届かず・・・長い笛が鳴ってしまいました。
負けてしまった、最下位のチームに・・・。3連勝の夢は夢で終ってしまいました。しかし、私は不思議とそれほどどん底の気分にまでは落ち込みませんでした。ただちょっと、こことは相性が悪いだけ、第2節までの勢いを忘れずに他のチームに勝てばいいじゃない。次はホーム連戦。絶対連勝です!
宏太君、すこぉし調子を落としているようだけど、きっと大丈夫。翌日、選手達と一緒の飛行機で札幌まで帰ってきたけれど、チーム自体それほど暗く落ち込んでいる様子はなくって、前向きな明るい雰囲気が感じられました。宏太君も朝でちょっぴり眠そうだったけど、話しかけると屈託もなく、他愛のない話をいろいろしてくれたりしたほどです。またあの広島戦のような目の覚めるようなビューティフルゴールを、厚別で絶対見せてくださいね。みんな、待ってます!
98/8/29(土) 2ndステージ第2節 vsサンフレッチェ広島 (厚別公園陸上競技場)
大雨が心配された今日の試合でしたが、朝から厚別方面には青空がのぞいたりと、我々のこの試合への意気込みが雨雲を吹き飛ばしてくれました・・・そして!
前半たったの2分のことでした。クロスボールが相手ゴール前にあがった・・・あ、頭で競り勝てない・・・相手DFヘッドでクリアか・・・クリアボールがクロスバーの上を越え・・・ない!?ネットが揺れた?なんとオウンゴール!!
あまりのことに大笑いしながら友達と2人でその場にへたり込んでしまいました。
ラッキー!!なんとまぁ気の抜ける先制点だけど、気を引き締めてしっかりやろう!!
#今日の1点目はJFL時代から通算してチームとしての200ゴール目だったらしいのですが・・・せっかくの記念ゴールがオウンゴールとは・・・(^^;;
・・・と、その直後、宏太君が相手選手と交錯し、倒れてしまいました。右足首を痛めたようです。かなり痛そうで、いったん担架で外に運ばれてしまいます。しばらく10人で闘うことになりました。宏太君は足首をテーピングでぐるぐる巻きにして、しばらくしてピッチに戻ってきました。戻った途端、積極的に球を奪いに行くシーンが見られ、ほっと安心しました。もともと左やら右やらいろいろ痛いところだらけなのに、本当に頑張っていて、気迫を感じます・・・
前半20分、太田さんがナイスプレーで相手からもぎ取ったボールをすぐさま、前線に大きくほうり込み、そこにいたのは宏太君!猛然と走り込み、キーパーが前に出てきたのをよく見て大きく浮かせたシュート。残念ながら枠の中に届かずゴールはなりませんでした。
そのすぐ直後、前半21分、村田さんから上がったクロスボール、深川さんの頭にぴたりと合い、深川さんがヘッドでうまくゴール前に折り返す形で落とし、そこに2列目から村主君が飛び込んできて、ゴールに押し込みました!2点め!なんとも素晴らしい形の攻めからの、見事な得点でした!
2点取って、このあとが肝心。集中して頑張って欲しい!でも、どの選手もとてもいい感じです。
2点目をアシストした深川さん、そのあともとても動きがキレていて、かなりいいです。
また、よっくんがスゴイ。守備も冷静にきっちりこなすし、するするっと前に上がっていって攻撃参加するシーンがいくつかあって、思わず目を見張るようなプレーを見せてくれます。拍手!(^^)
あと、後藤キャプテンもすっごく頑張ってて、よかったです。
前半38分、中盤で奪い取ったボール、村主くんが素晴らしいパスを宏太君の前に出してくれます。宏太君、キーパーと1対1。またまた少し前に出てきていたキーパーの頭上を越す、技ありのスーパーループシュート!!くぅーっ、クロスバーの上だぁ・・・。うーん。見事なシュートでしたが、完全に1対1の決定的な局面、もうちょっと簡単に決めてもよかったのでは、という気がしてちょっと悔しかったです・・・。
そのあともいい形の攻め・守りを続け、前半を折り返しました。
後半開始早々、村田さんの見事なセンタリングがゴール前の宏太くんの足元にぴったり入ってきます。すぐにダイレクトで打って欲しかったんですけど、打てず、クリアされてしまいました。
また、左からいい飛び出しを見せて決定機というシーンもありましたが、左足のシュートがうまくジャストミートせず、ゴールが奪えません。何度とない宏太君のゴールチャンスのシーン、ものにできなくて本当に残念・・・。宏太君は後半14分くらいにデリーと交代しました。
その後、なんだか攻め込まれるシーンが続出。なんだか我々の反対のゴール側でばかり試合が展開される感じで、「お願い、目の前でやってぇ!」という感じでした。一体何度CKを与えたことでしょう。とにかく守る守る守る・・・なんとかこちらのボールとなってもすぐに中盤で奪われ、DFが頑張り、ディドさんのスーパープレイが炸裂・・・
またまた疲れ果ててしまって失点も時間の問題では・・・と思わせるようなハラハラの後半でした。
広島の決定力の無さや安易なミスプレーに非常に助けられました。
でも、本当に最後まで良く頑張った!最後の数分間のサポーターのコンサドーレコールも本当に頑張っていて選手の力になったのではないかと思います。試合終了の笛が鳴ったときは、本当に本当に嬉しかった!!連勝!完封!
残念だったのは、観客動員数・・・8千人。第5土曜日に、13時からのデーゲームなんて、運営側は何を考えているんだろう。学生だって来られないし、みんなが役所や大企業に勤めているわけじゃないのに!絶対ナイターにすべきだった!
というわけで、昼間っから勝利の美酒を飲んで、夕方に帰ってきてから、試合のビデオを見ました。ハーフタイムに、試合前に広げられたビッグフラッグの様子が放送されました。また後半に入る前の、ゴール裏の様子、タオルマフラーを一斉に広げて「北の国からのテーマ」を歌う私達が映りました。自分で言うのもなんだけど、めちゃめちゃカッコ良かった!!
#タオルマフラーといえば、宏太君のお母さんから託されていた40本の「KOUTA」タオルマフラー、試合前にあっという間に完売しました。またまとめて送ってもらいますので、GET出来なかった方、また次の厚別に来て頑張って手に入れてください。開場と同時にゴール裏の「We love Kohta!!」のダンマクのところで売ってます。
そして、夜・・・他チームの試合が終ってみると、清水や鹿島が負け、コンサドーレなんと単独2位!きっちり勝利を収めたレッズには及びませんでしたが。次の福岡戦、ばっちり勝ってめざせ、首位!!
98/8/22(土) 2ndステージ第1節 vsセレッソ大阪 (長居スタジアム)
後援会もでき、宏太君にとっては超ホームゲーム、本当に観に行きたかったこの試合、どうしても用事で行けなかった私ですが、あとになってから一応ビデオで試合は観ました。観戦記というより少しだけ感想を・・・。
長居へ行っていた友人から、試合直後に電話で話を聞いたとき、あまりお祭り騒ぎムードじゃなくて、「ん?くそゲーだったのか?」と、ちょっと残念に思っていました。
荒れた試合で勝った気がしないとか、ゴール裏のひどい野次で全体の雰囲気が悪かったとか・・・っていうような話を聞いてたんです。
しかし、ビデオを見てみて、そんなこと感じるような試合じゃなかったと私は思いました。
選手全員、気持ちの入っているプレーですっごく良かった。
北海道の方しか見ることはできなかったと思いますが、試合後の選手達のインタビューを見ると、みんなものっすごくいい顔してるんですよ!もちろん宏太君も。
ゴール裏にいた皆さん、最後に宏太くんが挨拶に行ったとき、めっちゃ笑顔だったでしょ?その直前のヒーローインタビュー(北海道で深夜に放送された録画中継内)で、ものすごーく嬉しそうな顔で興奮した様子で話をしてたんですよ!
よっくんも、本当に満足そうなとびきりの顔で、「全員が一生懸命走ってて、勝ってよかったです」とコメントしてました。村田さんなど大興奮で、「夢の厚別で、久しぶりの僕!」と叫んでました。
きれいに勝つことなんて望んでない、とにかく勝ってホームに帰りたい!そんな気持ちがあふれていた試合だったと思います。私は感動しました。
怪我人が途方もなく多いけど、これだけの選手達の気持ちがあるからには、絶対厚別でも同じ感動をくれるに違いないと信じてます!
98/8/16(日) Kodakオールスターサッカー J-EAST vs J-WEST (横浜国際総合競技場)
私はこの日朝一番の飛行機で発ち、横浜国際に到着したのは10時過ぎ。とにかく暑い!!上着がなければ寒くて鳥肌が立つような雨の札幌と、朝っぱらから30度を越す蒸し暑い関東地方との気温差に、頭がボーッとなってきました・・・とにかく、並んでいてくれた仲間のところに入れてもらいました。
スポンサーの看板があるのでダンマクを貼る場所があまりない、という噂に、非常にプレッシャーを感じました。でも、フタを開けてみたらバックスタンドに結構貼るところがあって、なんとか宏太ママから預かった初橋サッカー部同期の皆さんで作ったダンマクと、我々コータフレンズのWeloveKohta!!ダンマクを並べて貼ることが出来ました!(あとでTVで見たら、WeloveKohta!!は、色合いが悪くて見づらくてダメですが、初橋ダンマクは黄色に赤い字で「ゴールだ!吉原宏太」というのが一度はっきり写ってました(^^))
大変だったのが、そのあとのビッグフラッグ。J-EAST全チームのビッグフラッグを出そうと各チームのサポーターの間で企画されていたのです。コンサドーレのとてつもなくでかいフラッグは東側ゴール裏の1階席の最前列に広げられました。他のチームに比べて数段巨大なこのフラッグ、それに対して横浜に駆けつけたサポーターは若干十数名・・・それは大変でした。他のチームの皆さんに大変お世話になり、成功させることが出来ました。助けてくださった皆さん、本当にありがとうございました!(関東サポーター笠島さんのホームページでその様子を見ることが出来ます!)
ビッグフラッグを収納し、とってあった2階席最前列に戻ってピッチを見下ろしてみると、その異様な盛り上がりに、感動して涙が出ました。すぐに選手入場!宏太君が現れたときは、私、半分壊れてました。。。
キックオフ。前半は武田選手のゴールでJ-EASTがリードしました。前半途中、宏太君がベンチからいなくなったので、「もう出場かっ?!」と驚きましたが、すぐに戻ってきてまた座りました・・・ト、トイレ?・・・まさかね・・・(^^;;
そして前半終了間際、ついにベンチから宏太君と奥野さんとヨシカツの3人が、コーチに連れていかれました。これはこれは・・・宏太君、後半から出場?!ドキドキしてきました!
ハーフタイム明け、宏太君の姿がピッチの上に!ついに出場だ!十数人しかいないコンササポは、力を振り絞って「コーター、コーター、ゲットゴール!」と歌いましたが、太鼓もなく、ヨシカツコールに消されてしまいました。宏太君、淋しかったでしょう、、、福岡の山下コールだってあったのにね・・・ごめんねぇ!
後半開始。宏太君は北澤選手の位置に入りました。いつもと違うポジション、2列目。頑張れ!
そして、開始早々!いつの間にか宏太君がボールを持っている!行けっ!と思ったら、ゴール前までするするっと持ち込んできて思い切りシュート!残念ながら同じく後半からの出場の大神にセーブされてしまいます。でも、コーナーキックを得ました。
始まったとたんの大チャンスに、私は目まいがしそうでした・・・(^^;;
その後もたくさんアピールしてました!宏太君がボールを持つたび、私はもう心臓が飛び出しそうで立っていられないほどでした。あの小野伸二選手とのワンツー(シュートには持っていけませんでしたが・・・)や、そして、市川大佑選手に競り勝ったプレイは凄かった!中西選手のセンタリングが宏太君の頭上を越して左側に流れてしまったところを、市川選手が追っていったのを後ろから猛然と追い抜いてボールに追いつき、ライン際でもバランスよくボールをキープ、チェックに来る市川選手を振り切って中盤にパスを戻しました。スピード、そしてボディバランス、宏太君の特長がしっかり出たプレイでしたよね!
その後、宏太君、自陣深くディフェンスに行ったときに、足を痛めたようなしぐさを見せてました。先日の紅白戦で痛めてたところがあるのですごく心配しましたが、すぐに復帰しました。でも、そのあとから、ちょっと動きが鈍くなったような感じもして、ミスも多くなったような気もしました。セカンドステージに向けて大事な体。だいじょぶかな?
しかし、宏太君のアピールは続きます。後ろからのロングパスを中央に走り込んで上手い具合に受けました。あんまり上手い具合に受けすぎたのか、正面からの2人のDFが視界に入ってちょっとあせっちゃったような感じで、ちょろキックしてしまいます。でもそんなミスは2度とはしない、とばかりに、またまた中央でパスを受け、今度はどフリーでそのまま一人でドリブルで上がっていき、豪快にミドルシュート!残念ながらボールは惜しくもバーの若干上に行ってしまいましたが、沸きました!!
試合終了間際には、攻撃ではなく、なんと守備でもそのスピードを見せてくれました。名波選手が左から突破していくのを追う、追う!そしてスライディングしてボールカット!・・・したかったんだけど、名波選手、持ちこたえます(^^;; しかし、わずかにこぼれたところをヨシカツが前に出てきてナイスセーブ。宏太君、ヨシカツに頭なでられてました・・・(TVで見たら何か声かけてもらってたようですね(^^;;)
表彰式のあと、選手がトラックを一周してくれました。一生懸命、宏太君の名前を叫びました。宏太君、コンサドーレの大きな旗(私がもと所属していたML-CLUBというOSCの旗)を見つけたのか、手を振りながらまっすぐこっちに歩いてきて我々の前で止まってくれました。ここぞとKOUTAマフラーをいっぱいに広げ、名前を呼ぶと、笑顔で何度も手を振ってくれました!(^^)
あんな大舞台で、ずうっと応援してきた宏太君の堂々たるプレーを見られて、とても幸せな気持ちになった一日でした。いろいろと企画ものの準備も大変から来るものすごい疲労も手伝ってか、夜はぐっすり眠れました(^^)
次は是非、実力で勝ちとった大舞台でその勇姿を見せて下さいね!
そして、その前に!セカンドステージ、絶対頑張ろうねっ!!
[試合前後のコメントへ][写真を見る]
98/8/1(土) 1stステージ第15節 vsサンフレッチェ広島 (広島スタジアム)
あまりにもあまりなVゴール負け。宏太君が大活躍だっただけに、本当に悔しかった・・・。ハットトリックを決めないと勝てないなんて・・・。
広島は、殺人的に暑かったです。欲張りな私は前日入りして、広島観光にいそしんでしまいました。宮島と平和記念公園に行ってきました。そんなことはいいとして・・・たどりついた広島スタジアム、なんとも淋しい幅5mほどしかない芝席のゴール裏。トラックもあってピッチから遠い上に目線が同じで非常にみづらい・・・。しかし、すでに宏太君のご家族は到着していて、幟を立てる作業に入っておられました。宏太君の身内の方々を除くと、サポーターは10人くらいだったでしょうか。コータフレンズメンバーは今日は4名。早速ダンマクを張って、幟も立てました。
宏太君が、ご家族やお友達に会いに、またわざわざゴール裏までやって来ました。どさくさに紛れて私達も一緒に写真を撮ってもらったりして(カメラマンは宏太パパ・・・恐縮です(^^;;)・・・なんだか試合前とは思えないムード。しかし、バックスタンドアウェイ寄りに陣取っていた、広島の北海道人会の方々(「北海道」と書かれたたくさんの幟やダンマクを掲げて大勢でやってきてくださいました(^^))に小原先生が応援の仕方を教えに行ってから、戦闘モード突入。小原先生がバックスタンドで声を出すと、私もゴール裏の先頭を切って声出しを始めました。そのとたん・・・ザァーーッ。。。また、雨だ。。。結局ずぶ濡れになってしまいました。いやーな感じ。
広島はこちらに向かって攻めてきます。序盤はなんだか攻められてばかりだったような気が。
前半18分、あぁ危ない、と思い、「ペレイラ!」と叫んだその直後・・・。「ペレイラ〜」というため息に代わってしまいました。悔しそうにゴールマウスを蹴るペレイラが目の端に映りました・・・。
その5分後、ウーゴのFKからバルデスがヘッドで決めてくれました。なんとか流れをこちらに変えたい!
でもでもまた35分に1点目と似たような感じのDFのミスで決められてしまいます。
だけどだけど、決めてくれました、宏太君!ゴール前中央で田渕選手から受けたボールを右側にトラップ、ふりむきざまにふわりと浮かせたシュートでゴール左隅にすっぽり。ナイスゴール!また同点!
なのになのに!あっという間にまたまたDFがあっさり破られ、勝ち越されてしまいました。
今日こそは勝って厚別に帰ろうよ!迎えた後半早々2分、宏太君が目の覚めるようなビューティフルゴールでまた同点にしてくれます!しかも我々サポーターの目の前!!ロングパスをバルデスがヘッドで落としたところを中盤付近から猛然と走り込んできていた宏太君、右足でワントラップしてそのボールの落ち際をダイレクトでなんと左足で(宏太君のシュートって右専門だったのに!)ループシュート!!ボールはGKの頭を越えてゴールマウスへ。あまりに華麗なゴールでした!
抜け出し、判断、身のこなし、すべてが一級のスピードでしたが、ゴール後のリアクションも物凄いスピードだった!(^^;; あっという間にゴール裏の看板が並んでるとこまで走り込んできて、ガッツポーズ!そして私達に向かって投げキッス!そして私達の少し左側にいたお母さんにもキッス!もう、最高の笑顔でした!!
そのあとも猛然と攻め込み、この試合、もらった!と思いました。が、何度攻めても攻めても、決まらない・・・。
後半20分頃、宏太君がゴール右でドリブルで抜け出す絶好のチャンスがありました。右足で蹴ったボールはむなしくゴールの左を抜けていってしまいました。ゴール裏からはシュートを打ったように見えたのですが、あとから映像で確認してみるとバルデスへパスを出していたんですね。あれはそのまま決めてほしかった・・・絶対にゴールできた・・・。こんなことは宏太君が一番良く分かっているだろうけど・・・、あれは、決めてほしかったよぅ。。。
そして、突入してしまった延長戦・・・延長して勝っていない今シーズン、いやーな感じだったけど、絶対この試合は逃したくない!!・・・と思ったのもつかの間・・・あっという間のあっけない幕切れ・・・。DFが突破されたとき、最後までその広島の大久保選手を追っていったのが、最前列にいたはずの宏太君でした・・・。TVでは、Vゴールシーンの直後に呆然と佇む宏太君の姿が映ってた・・・。
あまりのことに私達もしばらくはどうしていいかわかりませんでした。いつもならすぐに声が出るはずのコンサドーレコールも、まともにはできませんでした。選手達が目の前に挨拶に来た時、やっとのことで「厚別では勝とうね!宏太君、厚別でも決めてね!」と叫びましたが、肩を落とした宏太君、最後まで振り向いてはくれませんでした。
次は厚別で福岡と。そして最後は京都。1stステージを連勝して終り、2ndでの快進撃につなげたい!頑張ろう!!
98/7/29(水) 1stステージ第14節 vsセレッソ大阪 (厚別公園陸上競技場)
悔しかった・・・。今まで負け試合をいくつも体験しましたが、あんなに試合終了後、号泣したのは初めてです。あんなに頑張ったのに、あんなに選手もサポーターも頑張ったのに、スタジアムが一体になってたのに、どうして勝てなかったんだろ・・・悔しいよぉ。だけどすべてが終ったかのように泣いてる場合なんかじゃなくて、これからのためにまた一生懸命がんばっていかなきゃならないんだよね。
#今日はまだ、録画中継をチェックしていないので細かいレポートが出来ませんが許してください。
デリーの2ゴール、素敵でした。約束の携帯電話パフォーマンスもちゃんとやってくれました。得点ランキング3位!いいですねぇ。デリーの季節がやってきたのね!
宏太君も頑張ってもらいましょう!明日、宏太君に、広島でゴールを決めたら、デリーから携帯電話を貸してもらって電話をかけるというお芝居をやってストーリーをつなげるようにと、頼んでおこうかなと思います(^^)
宏太君、何度も右サイドをドリブルで独走してのチャンスメイク、凄いものがありました。
中盤からボールを奪ってどんどん一人で持っていっちゃってました。凄かった。
ゴール裏サポーターが一度間違えて田渕コールをしてしまいました。宏太君、田渕さん、ごめんなさい!!
3点目は混戦から卓さんでした。せっかく粘って粘って同点にしてくれたのに・・・。そして、この試合、もし勝ってMOM(マンオブザマッチ)を選ぶとしたら、太田さんかな。本当に怪我を感じさせない物凄い気迫溢れる、そして実に視野の広い正確なプレーで、実にすごかったです。あと、ペレイラにかわって有馬さんが出てきて3TOPという練習でもやってないことになったときには驚きました!しかし、いろいろな頑張りもむなしく・・・。
でも、負けが決まった時、サポーターはコンサドーレコールで迎えました。悔しかったけど、どうしても勝ちたいという選手の気持ちが感じられた試合だったので、泣きながらタオルマフラー掲げて大声出しました。選手達も、もちろん宏太君も、それに応えてきちんと挨拶しに来てくれました。
それにしても、このホームスタジアムの凄さったらなかった・・・試合開始直前、すべてが真っ赤なスタジアムを見て、コンサドーレコールが地鳴りのように鳴り響くのを聞いて、なんだか気が変になりそうなくらい興奮しました。笑いが止まらないっていうか。赤って色ってヤバイよね・・・(^^;; ちょっと応援張り切りすぎて空回りしちゃったかな。相手の選手をびびらせるつもりが、うちの選手をびびらせちゃったかな、とか考えました・・・。
次の広島は、今度こそ必ず勝って厚別に戻ってきます!
98/7/25(土) 1stステージ第13節 vs横浜フリューゲルス (三ツ沢球技場)
もう雨は嫌・・・。今年はいったい何度雨に降られたかしら・・・。そして、PK・・・。
前半早々、宏太君がふわっと浮かせた見事なパスをデリーに出しました。残念ながらデリーのシュートはGK楢崎に阻まれます。
前半11分、ウーゴからの素晴らしいパスが出て、飛び出してきた楢崎を上手くかわしたデリーは、余裕でがら空きのゴールへシュート。先制点!!
前半37分、左サイドを駆け上がる黄川田選手へデリーからパスが出て、黄川田選手うまいセンタリングをあげました。そこにいたのは宏太君。ジャンプして高い位置でダイレクトでシュートを打ちに行きますが、残念ながらジャストミートしませんでした。惜しい!!ここで宏太君、ちょっと足を痛めてしまったようでした。反対側のゴールでの出来事でしたが、私はすぐに宏太君が傷んでいるのが分かったので、宏太君の名前を叫んでいたら、それを聞いて皆がコータコールを始め
その直後、相手に攻め込まれますが、左サイドで相手選手が持とうとしたボールを、うまく体を入れて奪い、そのままゴールまでドリブルで爆進!こういうプレーができるのよね、今年の宏太君は!
また、前半終了直前、デリーとウーゴの技ありのワンツー、デリーのトラップが相手にあたってこぼれたところを宏太君が飛び込んできてのシュートはDFに当たって大きく枠を超え、CKを得ました。3人のたたみかけるような攻撃、実にわくわくしました。
1−0で前半終了。
さて、上にはいいところしか書いてませんが、横浜Fには何度もいい攻めを見せてました。後半もいきなり永井に豪快にミドルシュートを打たれたのを皮切りに、かなり危ないシーンが続出。ついに日本代表・山口の中央突破で決められてしまいました。
宏太君も頑張ります。後半6分、デリーからのナイスパスを受けた宏太君、相手DFに当たられながらもそれを振り切ってシュート!ものすごい強さを見せた宏太君ですが、ボールは枠を外れてしまいました。残念!後半は私達サポーター側へ攻めてくるので、これは目の前の出来事でしたが、宏太君、とっても悔しそうな表情を見せてました。
後半16分、なんと2点目を入れられてしまいます。
その直後、コンサのカウンターアタック、宏太君がいい突破を見せました。たった1点なんて返せる!どんどん攻めていけ。頑張れ!
後半19分に、待ってました!太田選手が時岡選手に代わって出場!嬉しかった!貴光、待ってたよ!その直後には後藤選手に代わって村主君が登場。太田さんが中盤で勇猛果敢にボールを奪い取ります。村主君ががんがんミドルシュートを打っていきます。流れを変えたい!
そして、もう時間が無いと思った後半44分。ウーゴがやってくれました!物凄いとしか言いようのないFK!どうしてこうなの、うちのチームったら!土壇場で2−2の同点!私達は狂喜乱舞。まだ同点ではあるけれど、厚別の神が降りてきたような気がしました。その後ロスタイムでの相手の決定機も、古川さんの必死の守りでゴールに鍵をかけました。
しかし、JFL時代ならこういう勢いに乗った時は必ず勝てていた試合、Jリーグではそれだけじゃ勝てないというゲームがいくつもあるんですよね。
延長戦前半、村主君からのどんぴしゃのセンタリングに宏太君が見事なヘディングシュートを放ちますが、楢崎ナイスセービング。そしてそのあとも宏太君の右からのドリブル突破、キーパーと1対1の決定機、また楢崎に勝てない!本当に悔しい!これでもかと宏太君、今度は左から猛スピードで突破しますがシュートに持っていけない。(再三に渡るチャンスをものに出来なかった宏太君の表情、競技場では逆側で見ることが出来なかったのですが、ビデオで見て胸が締め付けられるような気持ちになりました)
延長後半もそのまま両チーム得点ならず。いやーな、いやーなPK戦に突入してしまいました・・・。結果は3−5・・・。くやしいよ・・・どうして?大雨の中の遠征ということもあり、帰りの足取りは最高に重かった・・・ずっしりと水を含んだ横断幕の重さもつらく肩に食い込みました。
宏太君、得点できませんでしたが、実際にその場で見ていると、今日は宏太君へのマークが非常にきつかったことがわかります。相手の7番がぴったり貼り付いていて、憎らしいほどでした。もう少し、フォローしてあげて欲しかった・・・。しかしそんな中、宏太君は、こうして書いてきたように、とっても頑張っていました。
大丈夫。厚別では絶対決められる!私達がついてるよ!!
98/7/5(日) プレシーズンマッチ vs横浜マリノス (帯広の森陸上競技場)
試合前、日本代表の井原、小村、川口、城の4選手の歓迎セレモニーが行われました。
4選手は今日の試合には出ませんでしたが、花束贈呈とひとりひとりの挨拶がありました。
札幌のサポーターは、敬意を表して4人にエールを送りました。
それにしても随分お客さんが入りました。
代表選手のおかげだとは思いたくないけど、やはりそうなんだろうな・・・
うちからも、誰もが「この人を見たいから競技場へ行く!」と思わせるようなスーパースターが出て欲しいものです。
それに一番近いのは・・・やはり吉原宏太その人でしょう!
宏太くん、やってくれました!!2得点です。
しかもただ入れただけじゃないんです。スーパープレーと言っていいでしょう。
サポーターも、その凄さにとにかく「すごいすごい」と唸るばかりでした。
前半の1点は、ゴールが反対側だったので、あまりよく状況が分かりませんでしたが、(TVの映像でもう一度観たいよぉ!)ゴール左側の角度のない場所で、相手DFのプレッシャーがあって難しいところを、体勢を崩しながらもうまく蹴り込みました・・・(というように見えました(^^;;)
宏太君、とても喜んでフィールド中を駆け回ってました。
次は私達の目の前でもやって!と思っていた後半、期待に応えてくれました。
それもハンパじゃないスーパープレーで。鳥居塚選手からのパスをゴール左側で受けた宏太君、自分でゴール前に持ち込んでいきます。相手DFが2人もチェックに来るなか、宏太君、かるーくヒールキックでちょんと自分の後方にボールを出したかと思うと、素早く方向転換し、その出したボールをなんと自分でキープして完全に2人のDFを振り切り、中央から思い切りよくシュート!決まりました。
見事なひとりワンツーヒールパス!物凄い個人技を披露して頂きました!
# (7/6追加)
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このページの表紙を飾る絵を描いてくれた笹田画伯が、帯広からの帰宅直後のニュースでゴールの映像を見ることが出来たと掲示板に書き込んでくれました。
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1点目の解説が書かれていたので、以下に転載します(^^)
笹ねぇ、さんきゅー。
1点目は、(多分)背後から出たボールを頭で落としてのシュートで、その一連のスピードが代表クラスじゃ。2点目は、ああ素晴らしい。全国のこーたファンの皆様&代表に新風を望んでいる皆様に見せてあげたい。ああいうDFのかわしかたもあるのね。感心したわ。
本当にスゴイ2得点で、もうゴール裏はノリノリ。
集中力が切れてしまったのは、選手よりもサポーターの方が先でした。
プレシーズンマッチということもあり、なんだかおちゃらけモードに突入してしまい、JFLの頃を懐かしく思い出してのお祭り騒ぎ。その途端、中村俊輔君にしてやられました(彼は本当にうまいね!)。
別にサポーターの志気がそれほど試合に影響するとも思えないんだけど、あまりのタイミングに「私達が悪うございました!」って感じだったなぁ・・・(^^;;
「やばい」と思った時にはすでに遅く、立て続けに同点ゴールを許してしまいました。
# (7/6追加)
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マリノスの2点目は初芝橋本高校の宏太君の後輩、岡山くんだったようですね。
結局2−2の引き分けでしたが、宏太君の凄さが光り輝いた試合でありました。
(この2得点以外にも、宏太君の光るプレーは何度も見られました。)
だから、わたし的にはとても満足していたりして・・・そりゃあ勝つに越したことはないんだけどね。
でも、本当にこんなにこんなに、やればやるほど著しい成長を見せつけてくれる選手をこうして応援してきたこと、これからも身近で応援していけることが嬉しくて嬉しくてたまらないのです。
本当に、この想い、どう伝えたらよいかわかりません。あなたってひとは・・・
宏太くん、この試合で、サポーターのあなたに対する期待度は最高潮に達しています。
「代表入り」というのがどうしてもちらちらして、みんながみんな、多大なる期待をもってあなたを見つめています。
でも今のあなたならそんなプレッシャーはものともしないんでしょうね。
あなたの思う通りに、今まで通り、Jでのサッカーを楽しみながら、思う存分やってください!
きっと結果はついてくるのでしょう・・・(^^)
98/5/30(土) ナビスコカップ第3節 vs横浜フリューゲルス (室蘭入江競技場)
ナビスコカップは第2節までのアウェイ2連敗で、予選敗退が決まってしまいました。消化試合となってしまったこの試合ですが、絶対に負けるわけにはいきません。ホーム室蘭で2つ快勝して、残る1stステージの試合につなげなくてはなりません。
前半開始まもなくは、なんだか相手ペースでした。速いボール回しに、ついていけない感じ。しかし宏太君は今日も抜群の動きを見せます。
前半6分頃、相手の攻撃をDFが食い止め、奪ったボールは田渕選手に渡り、田渕選手が宏太君にパスを出しました。それがセンターラインよりもちょっと後ろでした。そこから、それは素晴らしいドリブル突破を見せたのです。
相手の中盤の選手を1人、2人と嘲笑うかのように見事なボール裁きで抜き去り、もう1人の相手選手と競りながらあがるあがる!ものすごいスピードのドリブル!気持ち良すぎるくらい。プレスをかけてくるDFをものともせず、そのままシュートまで持っていきました!残念ながら、相手GKのナイスパンチングでゴールは奪えませんでしたが、しっかりと枠に行っていましたし、本当に見ごたえのある、ため息の出るプレーでした。
前半15分にも、ウーゴから右サイドの田渕選手に出た縦パスから田渕選手がデリーにセンタリングをあげますがうまくあわず、相手DFがヘディングで落としたところをすかさず宏太君が詰めて、ゴール前に持ち込みます。相手DFにチェックを受け、転びそうになりますが粘って粘ってシュートしようと最後まで頑張ります。こういうところにも本当に成長を感じます。
そしてなんとまぁ、ものすごい運動量だったことでしょう。攻め込まれると、いつのまにかとんでもない位置までディフェンスしに戻って来ています。絶妙な身体の入れ方で、ちゃっかりボールを奪うんです。もう本当にため息もの。守備しているからといって、下がりっぱなしになるわけでなく、攻撃の時にはあっという間にTOPスピードで前線に抜け出しているし、まったく恐れ入ります。
前半31分、相手の攻撃、フリーにさせてしまった右サイドからあげられたセンタリングに、レディアコフが見事なヘディングシュート。先制点を決められてしまいます。
しかしその直後、前半32分、フリエのDF陣が回していたボールを宏太君が見事にカット!そのままウーゴにあずけ、ウーゴは右サイドのデリーにスルーパス。宏太君はそのあいだに全速力で中央突破!デリーが右から持ち込んで中央に出したボールに突っ込みますが、残念ながら合いません。DFと交錯してそのままゴール前で倒れ込んだ宏太君、右のスネをかなり強く打ったらしく、転げまわって痛がっていました。しばらくピッチの外に出、有馬さんがすぐにウォームアップを始めましたが、どうやら大丈夫だったようで(要するに弁慶の泣き所ってやつを強打しただけのようです)すぐに元気にピッチに戻ります。
#実は私このとき、反対側のゴール裏の出来事で見づらかったため、この事態に気づいていませんでした(^^;;
試合は続行していたし。でも、ビデオで見ると、宏太君、手足をバタバタさせて、ものすごい痛がりようだったので、それを見てたら心配で泣いちゃったと思うので、気づかないでいて良かったかな・・・(笑)
そして前半37分です。センター付近で得たFK、ウーゴが素早いリスタートで前線の宏太君にロングパス。宏太君しっかりと反応して飛び出します。ドリブルで相手DFを完全に振り切って、GKもかわして、ゴール右側の角度のないところから無人のゴールに落ち着いてシュートを決めました。
宏太君は余裕の表情で得意のひこーきパフォーマンス。そしてぺろっと舌を出して可愛い笑顔を見せ、ユニフォームの胸の部分を両手でひっぱってのばして見せます。
#前節ガンバの船越選手がやったように、背番号18をアピールしたつもりかな。でも船越君は背中を見せたけど、宏太君は胸を。どう見ても白い恋人を宣伝してるように見えたけど・・・(^^;;
1−1の同点で前半終了です。
後半9分です。左サイドをデリーが攻め上がっていき、絶好のチャンス。ゴール左側まで持ち込み、詰めてくる宏太君にパスを出そうとしますが、相手DFがカット。しかしそのこぼれた球を相手GKがキャッチしてしまいます。バックパスの反則です。宏太君がすぐにアピール、ボールを持ってその場に置き、あっという間にリスタートします。まだ相手DF陣はゴールキックと思っているようで、事態を把握できていません。宏太君はゴール前のウーゴにパスを出し、難なくそのままゴール。見ていたお客さんも、あっけに取られたゴールでした。マリーシア。こんな賢いプレーができるなんて・・・もう感心するばかりです!宏太君曰く、「審判に止められてもいい、だめもとでやった」だそうです(^^) 2−1、逆点です。
そのあとも宏太君は本当によく動き回り、攻める、そしてディフェンスもうまい!
しかし、このまま早く終わって欲しい!と願った後半27分、左サイドから攻め込んだフリエのフットレをペナルティエリア内で倒してしまいPKを取られてしまいました。2−2。同点に追いつかれます。
しかし、サポーターは諦めない。大声援を送ります。絶対勝てる!そう信じてました。(そのとき中継の解説の尾崎さんが延々とそのサポーターの凄さについて語っていたのを聞いた時は照れました(^^;;)
やってくれました。その直後、後半28分です。中盤のウーゴから絶妙なスルーパスがオーバーラップしてきた古川選手に送り出されます。古川選手、そのままドリブルでただひとり、すごい長い距離を走る走る。DFを振り切ったところですぐに左足でシュート!右側のバーに当たって、「はじかれるかな?」と思いきやうまいこと左側のネットに突き刺さりました!
後半はホーム側のゴール裏へと攻めてくる形だったのですが、ゴール裏から見ていたら、古川さんのその物凄い勢いの突破は宏太君と見間違う人続出。私も間違ってしまいました(^^;;
でもよく見るとなんだか少し大きくて少し黒かった・・・(^^;;
しかしよくもまあ、あそこでボールを蹴りだしました。もっとゴール前まで持ち込んでくるのか、さぁどうするというところで、躊躇なく蹴り出したボールでした。しかも効き足ではなかったというではないですか!古川さん、すごいっ(^^) 満面の笑顔でのゴール裏へのガッツポーズに、サポーターは酔いしれました!
今度こそ、このまま終わってくれ、と思った残り時間も、積極的なプレーを見せてくれるコンサドーレ。こんなお天気の日に、こんないい試合を見られて幸せだと思いました。最後、宏太君がちょっと疲れちゃって、足が止まっちゃったようだったので、私は一生懸命、「宏太、がんばれ」と叫んでいて、あとで友達に「ともちゃんたら一人だけ全然違う方見て声出してるんだもん」と突っ込まれました(^^;; でも、あれだけ最初から動き回れば、スタミナ切れちゃうのも無理はありません。ほんとに凄かったもの。
フリエの最後の最後の攻撃も頑張って守りきり、試合終了。
本当にいい試合を見せてもらいました!!次のフロンターレ戦、(とってもいやーな相手だけど(^^;;)しっかりとものにして、いい気持ちでW杯のお休みに入りましょう!!
あとね、宏太君のことばかり書いたけど、今日はなんといってもウーゴが凄かったんです。やはりこの人なくしては、という感じです。絶妙なスルーパスの連発・・・ホーム試合で復活してくれました。さすがはマラドーナ。もうウーゴさまさまです(^^)
最後に。選手の皆さん、お客さんが少なくてごめんね。前半はなんとゴール裏にタイコもいないという有り様でした。でも、声と手拍子だけで、ものすごく頑張りました。いつもよりも一体化している気もしました。次も運動会やプロ野球の試合やYOSAKOIソーラン祭りでお客さんの入りが厳しいことが予想されますが、頑張って応援しようと思います。どうしようかなぁ、なんて思ってる皆さん、是非室蘭に行って一緒に応援しましょう!
98/5/9(土) 1stステージ第12節 vsジェフユナイテッド市原 (室蘭入江競技場)
嬉しいです。勝つってほんとに素晴らしいです。はじめての連勝!!その夜は仲間達と祝勝会で壊れました。来週からはナビスコカップが始まりますが、ちょっとしばらく浮かれさせてください(^^)
5月9日。お天気は快晴。札幌から室蘭に向かう車窓から見える海はキラキラとしてとっても綺麗!!これは負ける気がしない!絶対このまま気分良く札幌に戻ってくるぞ!そう思いました。
ちょっと風が強くて(でも室蘭では当たり前(^^;;)神戸から持ち帰った8本のコータのぼりを、ゴール裏の後ろにずらっと立てると思い切りたなびいて壮観!宏太君、活躍してくれそう!
前半16分という早い時間に、デリーがバウテルとの息の合ったところを見せて、久々の会心のゴール!今日は行ける!!
宏太君、今日はものすごい積極的なプレーでスタンドを沸かせました。残念ながら今日はゴールはならなかったものの、いつも通りのゴール前のスピードある攻めは本当にワクワクさせます!何度も市原ゴールを襲いました!
今日はそれに加え、ボールを奪いに行く姿勢がすごかった。左側、相手に攻め込まれたところまで戻ってきてて・・・宏太がもう一人いる???って思っちゃいました。
そしてそれは姿勢だけではないんです。ものっすごく上手く身体を入れて、あれ、と思ってる間にボールを奪い、あっという間にDFを置いてきぼりにして前を向いて持っていっちゃう・・・これが1度や2度ではありませんでした!
「今日の宏太、すごかったね!」試合が終わるとみんなが私にそう言ってくれました(^^)
それにしても、武田はすごい。技があるってわけでもなんでもないのに、なぜかちゃっかりゴールを決める、っていう、彼らしいところを見せて、あっという間の2ゴール、逆点。
ゴール前に持ち込まれそうになった時、「気を付けろ、武田がいる!武田だ!武田!」とゴール裏は必死で叫んだのですが!まるでその声が武田の応援をしたかのように、まるでシナリオ通りだったかのように、ボールが目の前のゴールネットを揺らしました。
でも、今日のシナリオはうちが勝つことになっていたんですよね。
後半早々1分にPKもらって、(白井さんはおととしうちのチームで、本当に大好きだったのでとっても複雑だった・・・(^^;;;;)デリーが豪快に決めてくれて同点。
宏太君、後半、とても惜しい場面がありました。右サイドからぽーんと左前方のデリーに合わせたパスをデリーがシュートしたところ、ちょっとコースがずれて、右にそれていきそうになったところ、さすが、というところに詰めてて物凄い勢いで走り込んだのですが、一歩及ばず、ボールはそのままゴール右に抜けていきました。代わりに宏太君がゴールイン(^^;;
宏太君、ゴールマウスの中で天を仰いでものっすごく悔しそうにしていましたが、でも、本当に今日もゴールへの意欲がすごく感じられて、素敵でした。私は目の前で悔しがっている宏太君に、とにかく「まだまだ!大丈夫!行ける!頑張れ、宏太!!」と叫び続けてました。
後半42分、宏太君に代わって有馬さんが出てきました。初出場の期待の11番に、サポーターは大音量の有馬コール。延長に入って、また向こう側のゴールへの攻めだったので、いまいちよく見えませんでしたが、かなりいい動きをしていて、スピードが物凄くあって、みんな大喜びでした。
FWのレギュラーポジション、絶対に奪われないように、がんばれ、宏太!!
とにもかくにも、延長前半終了間際に嬉しいデリーのハットトリックとなるVゴール!デリーちゃん、不調なのかなと思っていただけに、めちゃめちゃ嬉しかったです!!!最高!!!
98/5/5(火) 1stステージ第11節 vsヴィッセル神戸 (神戸ユニバー記念競技場)
ものすごいことになった3日前の室蘭で犠牲になったダンマクを必死の思いで乾かして、いざユニバに貼ったら、いきなり、ザーッ・・・。またずぶ濡れ・・・かなりブルー入りました。
気を取り直して、初芝橋本サッカー部の同級生&父兄で作った私設応援団の吉原コータのぼりを譲り受け、早速ずらっと並べて立ててみる。カッコイイ。イケてる!・・・なんとか雨も止みました。
数少ないサポーターで、応援もうまく行くのかどうか、まだ不安を感じながら応援していた前半開始まもなく、宏太、先制ゴール!!実はこれ、最前列で応援していた私は、まったく見えてませんでした。「え?」と思っているうちにボールだけがゴールに向かっているのが目に入り、ネットがかすかに揺れた。あ、入ったみたい、え、誰?っていう状態。宏太がとっても喜んでるのが視界に入る。みんなに囲まれてる。宏太のゴールだったんだ・・・こみあげる喜び。思いっきり名前を呼んだ。手を振る宏太。そして投げキッス(これはTVではうつらなかったでしょ?)・・・また殺された(笑)
家に帰ってからビデオで見た。技あり。村田さんのどんぴしゃのセンタリングも凄かったけど、頭上通り越して落ちてくる球、ダイレクトでボレーシュートしちゃうなんて・・・しかもちゃんとGK見ながら、しっかりと。
そしてすぐに2点め。これこそ、ゴール裏最前列からでは、まったく状況がわからなかった。あとで確認したら、村田さんの左のスローインから、バウテルが中の宏太へ。ワンツーでバウテルが決める・・・うーん、きれい。相手DFひどすぎ、って話もあるか???
そんなこんなでよくわからないうちに、ぽんぽんと2点入ってしまい、ちょっと私も浮き足立ってしまいました。1点とってここから集中!と思っていた矢先にもう1点入ってしまったものだから、どうしてもやはり、集中が切れた感じ。やばいまずい、と思っていながらも、あっという間に1点返された。
そのあとは、ちょっとお世辞にもいい内容とは言えない試合展開。私も何度もイライラして、目の前のコンクリ蹴っ飛ばしてた・・・(まぁ、おてんばさん) デリーが3点目を入れておいてくれて、本当に助かった!
終わった時は、本当に嬉しかった。アウェイ初勝利。ここまで来て本当に良かった。宏太くんは後半42分に鳥居塚さんと交代したにもかかわらず、ピッチに出てきてゴール裏に挨拶に来てくれました。ご両親をはじめ私設応援団の方々が見えていたからでしょう。
あぁ、勝つって本当にいいですねぇ・・・次節、市原とです。結構好調ですよね?今日のようなわけにはいかないでしょう。気を引き締めて頑張って欲しいです。絶対またゴール決めてね、宏太くん。
98/5/2(土) 1stステージ第10節 vsヴェルディ川崎 (室蘭入江競技場)
すごい雨でした・・・昨夜からずうっと降り続けていた雨、衰えるどころか、試合開始が近づくにつれて激しさを増す一方・・・試合中もずっと降り止まず・・・サポーターは半分ヤケ状態。応援、とっても頑張ったけど、ちょっとイライラがつのりすぎて、キレる人続出。そんな雰囲気が選手のプレーにも伝わっちゃったような気が・・・。
前半はとっても頑張っていました。これは!と思わせるシーンがたくさん。
宏太君も、前半30分頃、すごい突破を見せてデリーにナイスセンタリング!なんてセンスいいんでしょう!と思いました。(翌朝のUHB「週刊コンサドーレ」での平川弘さんによれば、『ワールドカップクラスのプレー』だそうです!)
また、ゴール前のポジショニングの良さ、っていうやつでしょうか、いて欲しいところにちゃんといてくれる・・・ってなシーンが満載。行ける!という感じでした。
しかし・・・後半、キックオフから1分も経たないうちに簡単に入れられてしまった(一瞬反対側のゴール裏の我々サポーターは決まったのに気づかなかった人もいたくらい)ことで、何かがぷっつん、って音を立てて切れたような気がした・・・。わずか12分間で0−3にされてしまいました。
でもホント、宏太君の積極的なプレーは相変わらず観てる方をワクワクさせます。かなり下がった位置までどんどん自分でチェックに行ったり、フィールドじゅうをそれはそれは動き回ってました。
この調子でがんがん行って欲しいです。
後半の30分過ぎには、田渕選手の右からのセンタリングに、見事なヘディングシュートを見せました。惜しくもGKに阻まれてしまいましたが・・・。このとき、宏太君、ものっすごく悔しそうだった・・・
梶野さんが一点返してくれたものの、結局1−3で負けてしまい、選手達がゴール裏に挨拶に来た時も、宏太君、本当に悔しそうな顔してました。
サポーターに向かって選手が一礼する時、いつまでも礼をしたままなかなか顔を上げなかったのが印象的でした。足取りも重く、他の選手が先に引き上げても、ひとりサポーター達の前にいる形となったのですが、そのとき、応援のリーダー的存在の男の子が、「宏太、次頑張れ!神戸で点取って来いよ!」と激励したその言葉に、わざわざ足を止めてこっちを向き、「はい」と頭を下げていたのが本当にいじらしかった・・・そのあと手にしていたドリンク剤をその場に投げつけて感情を露わにしていたのも・・・(ちょっとうるっと来てしまった私です・・・)
本当に頑張って!神戸は私も応援に行きます!!
98/4/25(土) 1stステージ第8節 vsベルマーレ平塚 (室蘭入江競技場)
悔しい・・・悔しい・・・悔しいよぉ・・・(;_;)
みんな、あんなに頑張ったのに。あぁ・・・。
宏太君が2ゴールもあげたのに・・・。
ウーゴが芸術的だなんて言葉では終わらせたくないほど凄いループで、ロスタイムでの奇跡の同点ゴールをあげたのに・・・!!
みんな一生懸命、守ったのに・・・!!
とりあえず、忘れなきゃ。いや、こんないい試合は忘れたくはない・・・次への自信に絶対になった!
やればできる。中田とロペスと洪明甫のいる平塚に、まったく互角に渡り合ったのだもの。
代表選手のいるJチームなんて怖くない。そんじょそこらの昇格チームだと思うなよ!
次のジュビロ戦、ヴェルディ戦、やってやろうじゃないの!
ゴンちゃんもう気が済んだでしょ?今度は宏太君とデリーの番よ!
あ、気合ばっかり入れてないで、ここは観戦記のページだった。宏太君のプレーへの感想を書きましょう(^^)
前半は、しょっぱなの2失点が尾を引いてか、全体的にみんな焦っちゃってた感じに見えました。慌てないで!大丈夫!と思いましたが、ちょっとやはり気持ち的に押され気味。いい感じに攻めるシーンもあったのだけど、宏太君のところへはあまりボールが来なかったように思います。(まぁ、私はゴール裏にいるので、アウェイ側に向かって攻めてる時はあまりしっかり見えないということもあるのですが)
それでも、前半の最後、なかなか惜しいシュートがありました。この調子で積極的にどんどん行ってくれるといいな・・・と思いつつ、前半終了してハーフタイム。
後半始まって、私達に向かって攻めてくるコンサ。どんどん来ーい!
来た来た来た!!今日はウーゴがよく走って頑張ってる。ドリブルで右を上がり、中央の後藤選手にいいパスが出た!ごっさん、ドリブルで正直にDFに向かっていってしまい、カットされる・・・と思いきや、そのカットボールは、右側でフリーだった宏太の足元へ!ここで慌てないのが宏太君凄かった!すぐさま、思いっきり、しかしとても冷静に、右足でズバっと決めました!!
やった!やった!ついに、ついに、北海道でのゴール!この目で見ちゃった!私はもう嬉しくて嬉しくて、、、やっぱり、泣いちゃいました。。。(^^;;
宏太君、まだ1点返しただけということで、笑顔は見せず、凛々しい顔でゴール裏に向かって人差し指を高く上げ、歓声にこたえます。
#でもあとでTVで見たら、その直後投げキッスをしていたのね!その場で気づかなかった私・・・なんてバカなの!
さぁ、行けるぞ、大丈夫!みんなの動きもいい!これは負ける気がしない!
と思った10分後、右の村主くんから、縦パスが出ます。前線に出たボールをデリーが相手DFと競って追いかける・・・!宏太も猛スピードで駆け上がる!相手DFはデリーの行く手をふさぎますが、宏太、その裏を一瞬にしてついてボールを捕らえ、タイミングを逃さず左足で角度のあるシュート!!日本代表GK小島の股間を抜いてゴールマウスへ吸い込まれた!
もう、あまりの凄さに私はもう、体中が震えてきてしまいました。隣にいた友達に抱き付きながら、「すごい、すごい!」と繰り返しながら、本当に成長した宏太君のその勇姿をただただ見つめ続けることしかできませんでした。
今度こそ宏太君は大喜び!やっと見れた、ヒコーキポーズ!仲間と抱き合って大喜びします。それだけじゃ飽き足らず、今度はユニフォームをめくり上げて、頭にかぶってのヒコーキ!(ちょっとそれはカッコ悪いかもよ、宏太君(^^;;)
そしてこれはメインスタンドで観戦していた知人に後から聞いた話ですが、お母さんと妹のちあきちゃんが観戦にいらしていたそうで、宏太君、お2人を指差して、ニッコリ最高の笑顔!(その知人はちゃっかりその瞬間の写真を撮っていて、見せてくれました。可愛かったです(^^))
延長戦でも宏太君は積極的にいい攻めを見せていました。本当にいいです。宏太くん。
五輪代表に呼ばれるのは、本当にもう夢じゃない。ほんとにスゴイよ・・・
これできっとかなり自信も付いたと思うし、どんどんやってくれると思います。
凄い人のファンになってしまっていたのだな・・・となぜか自分に感心する変な私です・・・(^^;;
<出場選手>
ディド、ペレイラ、木山→鳥居塚、渡辺、村主、古川、後藤→深川、黄川田、ウーゴ、デリー、宏太
(ベンチ:加藤、梶野、村田)
それにしても、中田人気。やっぱり凄かった。。。試合前に選手が出てくるとき、私は用があってスタジアムの外にいたのですが、コンサドーレの選手がいつも出てくる時の「わぁー」という歓声と拍手ではなく、「きーーー」という声が聞こえたので、「あ、平塚の選手が出てきたな」と一発で分かりました。
試合中も、中田がサイドラインの近くに行くたびに、スタンドからはまた「きーーー」。
CKを蹴る時はフラッシュの嵐!あぁ・・・あなた達、本当に道産子なの???おかげで入江競技場、史上最高の大入り、1万2千人近くのお客さんで埋まりました・・・(^^;; でも、試合、面白かったでしょ?コンサドーレ、強いでしょ?宏太君、スゴイでしょ?中田が来なくても、また観に来てくれるよね!!
98/4/18(土) 1stステージ第7節 vs名古屋グランパス (瑞穂競技場)
残念・・・勝てると思ったのに・・・。
開始早々に1点とられてしまったものの、攻められまくっているわけでは決してなく、惜しいシーンがしばしばあり、しかしなかなか追いつけなかった。膠着状態が延々と続いてました。
宏太君は後半19分に交代してしまいましたが、動きが悪かったということは全くありません。むしろ宏太君だけは前節までと変わらず、とてもよかったです!名古屋テレビの実況の人も、「吉原、ずっと攻撃の核になるいいプレーを続けてきましたが、代わってしまいましたねぇ・・・」と残念そうに言ってました。
鳥居塚さんを入れて流れを変えたかったということだとは思いますが(実際変わった)、宏太君を下げてしまう必要があったのかな、とちょっと疑問・・・。
<出場選手>
ディド、木山、渡辺、古川、村主、黄川田→村田、後藤→時岡、バウテル、ウーゴ、デリー、宏太→鳥居塚
(ベンチ:加藤、梶野)
前半28分(?)、中央のウーゴから右のバウテルにパスが出たとき、とてもいいタイミングで宏太君ダッシュします。速い、速い!バウテルからぽーんと前にパスが出ますが(これがちょこっと強かったかな)、そのままゴール右でボールに追いつきますが、残念ながら他選手の上がりが遅い・・・
本当に惜しかったのが前半36分(?)、右側ウーゴからの絶妙なパスが中央にあがり、DFの間からうまく飛び出した宏太君、キーパーと1対1の絶好のチャンス。ボレーでちょこんと合わせGKの頭を超えるループシュートを狙いますが、ちょっぴり強かった・・・惜しくもクロスバーの上!
宏太君が鳥さんと交代したあとの、後半27分、ウーゴからのいいパスが出て、デリーがきれいにループシュートを決めてくれました。同点!!行けると思ったのに!本当に残念です。
とにかく次はホームです。330度の大応援が待っていますよ!この中では中田、ロペスのベルマーレだって怖くないもん!ふっふっふ・・・やってやろう!
宏太君もこのままの調子できっと頑張ってくれるでしょう!!道内初ゴール、期待してますよっ(^^)
#宏太君の出身校、初芝橋本高校のサッカー部第三期の皆さん製作の「ゴールだ!吉原宏太」の横断幕、目立ってましたね。
#わがオフィシャルサポーターズクラブ「コータフレンズ」のダンマク「We
love Kohta!!」の横に貼られてました(^^)
98/4/15(水) 1stステージ第6節 vs浦和レッズ (仙台スタジアム) <TV観戦記の巻>
宏太君が嬉しいJ初ゴールを決めたその夜、北海道地区では深夜に録画中継がありました。
私はTVにかじりついて(歯が丈夫なわけではありません・・・あ、でも結構丈夫かな(^^;)放送を見ました。
序盤から、宏太君、いい、いい!今日もどんどんゴールに向かって攻め込んでます。
DF陣や、中盤も今日はとっても動きがいいです。ウーゴが先発してくれて、やはりゲームをきちんと組み立ててくれているようでした。これがコンサドーレよ!
しかし、宏太君はいま、あちこち怪我だらけです。右太股のサポーターが痛々しい。そして受ける受ける激しいチャージ。前半、倒されてしばらく起き上がれなくなるシーンも見られました。とっても痛そうな顔をしてました。
後半10分、宏太君がこれで何度目だ?っていうくらいの突破を見せて、ペナルティエリア内に突入したそのとき相手DFの足がにょっきり宏太君の足をとらえ、宏太君転倒!PKだっ!
審判の判定を確認した宏太君、大喜び!何度も何度もガッツポーズをします。まだ点が入ったわけじゃないのに(^^;; 思わず私、画面に向かって、「宏太!落ち着け!」と苦笑いで叫んでしまいました。。。
そしてデリーはきっちり決めて・・・。宏太君デリーの背中にまっしぐら!「デリー、ちゅきちゅき!」とばかりに抱き付きます(ついこないだガンバ戦でもみた光景・・・もうこの2TOPの意気の合い方は誰にも止められない??)
後半21分、中央付近でボールを持ったウーゴが、右を上がるデリーにパス。デリーはDF2人を足技でかわして、左のオープンスペースに走り込んでいた宏太君にパスを出します。GKも右側のデリーに引き付けられて、がらあきのゴールへと、宏太君は右足できっちり。。。
出ました!久々のヒコーキポーズ!仲間に頭をなでられ、とおっても嬉しそうな宏太君。
さてこのゴール、見かけは、これをはずしたらちょっと・・・っていうくらいのごっつぁんゴール。宏太君本人もそう言って笑っていました。
しかし・・・私は、これは素晴らしいプレーだったと思います!いや、私だけでなく、そう思われた方は多いでしょう。
ウーゴのパスが出るか、というとき、宏太君はデリーと一緒に右側にあがっていってるんです。そして、2人のDFと競り合っています。しかし、デリーがボールを持ったとみるや(いや、もう一瞬速くか?)宏太君は、まるで忍者のように2人のDFの裏に姿を消します。そして、2人のDFを置き去りにして、あっという間にひとりだけおいしい左のオープンへ・・・
あの場所に入ることがどれだけ大事か!あんなプレーをこれからもどんどんやって欲しい!!
もちろん、宏太君が言うような、「もっといいゴール」も、きっと見せてね!!
翌日、各スポーツ新聞を読んで知ったこと・・・宏太君は後半15分にスパイクが5cmも裂けるほど、相手DFに削られて右のつま先を痛めていたのだそうです。21分のあのゴールもほとんど足の先の感覚がないままに無心で蹴り込んだそう。「どうしても決めたかった。だから絶対代われなかった」という宏太君の執念。記事を読んでまた涙が出そうになりました。
早く全部の怪我がよくなるといいな。このままずっと試合に出続けて、ゴールラッシュを見せて!!
[詳細な試合展開はこちらへ][試合後のインタビューへ][翌日の記事拾い読み]
98/4/15(水) 1stステージ第6節 vs浦和レッズ (仙台スタジアム) <ラジオ観戦記の巻>
勝ちました!!2−0!!!
話題の小野選手、野人・岡野選手を擁する浦和レッズを零封!
しかも、しかも、しかも!コー太くん、J初ゴーーーーールっ!!
信じてたよ!やってくれるって!ありがとう!君は本物だ!
当日、TOPページでリアルタイムでお送りしておりました、札幌ローカルのFM局、FMアップルでサポーターがボランティアで作っている番組「熱狂コンサライブ」での実況を聞きながらの試合速報を以下にそのまま転載致します。
注)時間経過はラジオで言っていたものなのですが、実際とは若干食い違っているようです。
[TV観戦しての感想へ][試合後のインタビューへ][翌日の記事拾い読み]
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先発メンバー:ディド、木山、渡辺、古川、田渕、黄川田、村主、バウテル、ウーゴ、デリー、宏太
控え:加藤、梶野、村田、後藤、鳥居塚
試合開始しています!
開始直後、宏太君の見事な突破が見られたようです!
行けるぞ!(前半3分)
デリーとウーゴのホットラインが機能しているようで
コンサドーレ序盤攻め込んでいるようです。期待!
村主くんが小野をピッタリマークしてます(前半11分)
宏太とデリーがいい攻めを見せたそうです(前半13分)
ほぼ互角の戦いをしているようです
ただ浦和の方はFWが目立たなく、
小野の動きはやはり目を引くとのこと(前半17分)
田渕選手がOUT、後藤選手がINです(前半23分)
村主にイエロー(前半25分)
卓さんイエロー2枚目(;_;)です(前半27分)
黄川田くんの守りの弱さから左サイドを崩されるシーンが
何度かあったようです(前半38〜40分)
前半終了しました!!
後半開始してます!!選手交代はなし。
コンサPKをGET!デリーが決めて先制!!
宏太がペナルティエリア内に攻め込んだところをDFが倒してのPKだったようです
宏太いいぞ!次はゴールだ!(後半10分)
宏太が決めた!!!2点め!!(後半21分)
浦和の小野がOUTです(後半30分?)
またまた宏太が突破、ゴール前でほぼ1対1!
・・・しかしはずしてしまいました・・・(後半3?分?)
またまたまた宏太の突破があったようですがオフサイドでした。
宏太くん、いい!!岡田監督、見て見てぇ!!(後半4?分?)
試合終了です!!勝った!!!
98/4/11(土) 1stステージ第5節 vs横浜マリノス (三ツ沢球技場)
完敗です・・・チームは全体的に動きがあまり良くなかったみたい。
言い訳はしたくないけど、風が強くて異常に寒い(時には気温2度!)室蘭での練習を続け、いきなりあんな暑いところでゲームをするのは酷です・・・。25度だもんなぁ、私も観戦に行きましたがかなり暑かった・・・。
宏太君も「なぜか体が重かった」って言ってますが、でもね、宏太君のプレーは相変わらず良かったと思うのよ。
後半の7分で交代だったから、こちら側へ攻め込んでくる様子を見ることができなかったので、当日その場ではあまり感じなかったんですが、札幌に戻ってからビデオを見返すと、やっぱり調子いいんだなぁ、って思いました。
前半開始すぐに、宏太君が物凄いスピードで右側をドリブルで持ち込む攻撃が見られました。宏太君のプレーの中で私の大好きなプレーのひとつです(^^) しかしTOPスピードで持ち込みながら、宏太君は中を見るのですが、2列目からは誰も来てない・・・結局ゴールライン際まで持ち込むほかなく、どうするんだそれ、って感じになってしまいます。
#このとき相手DFに倒された宏太君、しばらく起き上がりません。
#右太股を痛めている(この日はサポーターをぐるぐる巻きにしての出場)ので、私の頭には一瞬いやな思いがよぎりました。
#あとでビデオで見ると、その怪我とは関係ないようでスネをDFに蹴られて痛がっていただけだったので、ちょっと安心しました。
このように、中盤からの飛び出しがないので、宏太君がいくらいいプレーを見せてもどうにもできない、って感じが頻繁に見られました。この辺をどうにか修正していって欲しいです。
宏太君も取材陣に対して、「正直言って僕かデリーに合わせるだけ。きついですよ」と答えています。
<出場選手>(→は交代)
GK ディド
DF 木山、古川、渡辺
MF 田渕、後藤→ウーゴ(後7)、バウテル、黄川田、村主
FW デリー、宏太→深川(後7)
15日の浦和戦ではウーゴが先発してくれるようなので、なんとか攻撃の展開の糸口を掴んで欲しいです。宏太君にJ初ゴールを決めさせて!
仙台キャンプ、そしてまた名古屋までの遠征と、ハードスケジュールですが、頑張って!
宏太君、仙台か名古屋でJ初ゴールを決めて札幌に笑顔で帰ってきた時には、宏太君の大好きな、あれをお祝いにあげるからね!(意味深(^^;;)
98/4/4(土) 1stステージ第4節 vsガンバ大阪 (室蘭入江陸上競技場)
やったぁ!ついにやったぁ!!コンサドーレ札幌、Jリーグ初勝利!1−0でガンバをくだし、14位に浮上です\(^o^)/
長野五輪金メダリスト・里谷多英ちゃんの始球式で、道内緒戦の火蓋が切って落とされました!(ゴール裏からは全然見えなかったけど(^^;;)ゴール裏の応援コールに、メインやバックのお客さん全員のメガホンを叩いての応援が加わり、競技場のすぐそばにある山に反響して、地響きのような異様な雰囲気を醸し出す!これぞホーム!相手チームはまさに三面楚歌状態!!やっと帰って来たんだねっ
チーム全体的に動きがよかったです。DFも中盤も、今までで一番うまく機能しているように見えました。
特に目立ったのは左サイドに起用された黄川田選手。
そしてコー太くんの鋭い動き!本当によく走りました。NHKの生中継でも、アナウンサが「吉原!」「また吉原!」という実況が何度も何度も。そして何よりデリーとのコンビネーションが素晴らしかった!得点も、2人で相手DFを翻弄してのGET!その他にも見事な連携が多々見られました。
シュートも4本打ちました。ゴールならずとも、次はきっと絶対に決めてくれると確信するようなプレーでした!
以下に、この試合でのコー太くんの素晴らしいプレーの数々を並べ立てまくってみました(^^)
<出場選手>(→は交代)
GK ディド
DF 古川、渡辺、木山
MF 黄川田、バウテル、村主、ウーゴ→後藤(前半28分)、田渕
FW デリー、宏太
後半23分の得点の瞬間、デリーとの見事な連携を見せたコー太くん、まるで自分がゴールしたかのように歓喜してフィールドの外に飛び出していきました!そして、後ろから、「コー太、やった!」というように、コー太を指差しながら走って来るデリーの胸に飛び込んで抱きつき、熱い抱擁!ほお擦りをするようにずっと抱き合って離れませんでした。この得点は後半、私がいたホーム側のゴールだったので、目の前でその様子を見ることができました。本当にコー太くん、嬉しそうだった(^^)
#この日の夜に浅沼選手に聞いた話では、メインスタンドから観戦していたので詳細がよく見えず、コー太くんのその喜びように、てっきりコー太がゴールを決めたと思ってしまったそうです。
終了間際に怒涛の攻撃を見せたコー太くん、絶対ゴールを決めてやる!って思ったんでしょうね。終了の笛の瞬間、勝ったのに、「あー終わっちゃった」っていうような悔しそうな顔をしたように見えました。次は絶対大丈夫!この調子でがんがん行ってね!君なら絶対できるよ!
[試合後のインタビューへ][写真を見る]
98/3/28(土) 1stステージ第3節 vs柏レイソル (日立柏スタジアム)
なんてことでしょう・・・悔しいっ!第1節も、第2節も、負けても私は泣かなかったのに、目の前で起こったあまりに非情な出来事の連発に、涙が溢れて止まりませんでした。
本当に屈辱的。選手が本当によく頑張ってくれていただけに・・・。集中を切らさず、本当に頑張ってました。
コー太くん、とっても良かったです!何度も何度も、本当に速い速い、サイドや中央からの突破が見られました。しかもチェックを受けても負けないで持っていく強引さもあり、見ていて本当にワクワクしました。残念ながらゴールはありませんでしたが、本当にいいプレーだったと思います。
次は、きっと、絶対、やってくれるでしょう!!
コー太くん以外では、私は個人的に、危ないところにいつもいて守ってくれた古川選手と、絶好調の村主選手に惚れ惚れしてしまいました。。。
<試合経過>
前半18分、村主選手からのパスから、デリーが、横っ飛びのキーパーを嘲笑うかのように外側に曲がる見事なシュートをゴール右隅に決めて先制!
後半31分、同点に追いつかれ、そのまま後半終了。
延長戦前半はとにかく攻めまくられ、札幌のDFは一生懸命防ぎます・・・
そして延長後半13分、バウテルのFKがポストに当たって跳ね返ったところを田渕選手がヘディングシュート、それを鳥居塚選手が押し込んでVゴール!!・・・線審のフラッグが上がっていたようでしたが、判定はゴールのようでした。さんざんみんな喜び終わったあとに、なんと主審が判定を翻した!オフサイドでノーゴール!
悪夢はまだまだ続きます。PK戦となってしまい、札幌が先攻でしたが1つはずして迎えた相手の3本目。ディドが止めた!!・・・またまたさんざん喜んでいたら、今度はディドが先に前へ動いてしまったとの判定でやり直し。やり直した結果、決められてしまい・・・・。
<出場選手>(→は交代)
GK ディド
DF 古川、渡辺、木山、
MF 村田→黄川田(後半)、バウテル、村主、後藤→鳥居塚(延長)、田渕
FW デリー、宏太→深川(延長)
[写真を見る]
98/3/25(月) 1stステージ第2節 vs鹿島アントラーズ (仙台スタジアム)
残念でした・・・でも、ラジオを聞いていた限り、頑張ったと思う、王者相手に。清水戦より確実によくなってたのではないでしょうか?これからもっともっと頑張らなくちゃね。
コー太くん、前半には何度か惜しいシーンもありました。何本か、果敢にシュートも打っていきました。しかしいかんせん鹿島のDFはぶ厚い・・・簡単に得意の突破を許してくれません。それでも、一生懸命ボールを追いかけて走る走る!の姿は素敵でした(^^)
また、FMアップルの実況でも言われていましたが、コー太くん、当たりには強くなってる感じです。そうやすやすと吹っ飛ばされたりしません。
<試合経過>
前半25分、コー太くんのライバル、柳沢選手に先制されながらも、コンサDF陣、集中力を切らさず頑張ってくれました。前半を0−1で折り返します。
後半10分(?)、バウテルが同点ゴールを決めてくれました。それはそれはビューティフルなロングシュートでした!!
後半14分、同点の興奮もさめやらぬ間に、やられてしまいました。ヘディングシュートのこぼれ球を鹿島の熊谷選手が押し込みました。
そのあと、なんとウーゴが退場になってしまいました。前半に審判への抗議でイエローが1枚出ていて、そのあと後ろ(横からだったと思うのだけど)からのタックルに対しイエローを出され、累積でレッド。
そしてその直後、3点目を入れられてしまいます。増田の見事なシュートでした。
コンサは、ウーゴがいなくなったため、そこのポジションに後藤選手を入れるべく、コー太くんがOUTになってしまいました。
結局そのまま点数は動かず、1−3で試合終了でした。
<出場選手>(→は交代)
GK ディド
DF 村田、渡辺、木山、田渕
MF 古川、バウテル、村主、ウーゴ(後?退場)
FW デリー、宏太→後藤(後22分)
コー太くん、後半はどうも目立たなくなってきたなぁと思っているうちに、ウーゴが退場になってしまい、ごっさんを入れるためにコー太くんベンチに下がることになってしまいました。交代の場面は録画中継ではカットされていたのですが、ベンチの映像が映った時に、ひとりでボー然と座っているコー太くんが見えました。放心状態、って感じで。
頑張ろう、コー太!とにかく、次です。もうひとつ闘わなくては北海道に帰ってこれません!柏までお出迎えに上がりますので(^^;;、一発かましてから帰札しましょうね!
98/3/21(土) 1stステージ第1節 vs清水エスパルス (日本平スタジアム)
負けました・・・デリーの素晴らしい1点で、私もすっかり「行ける!」と思ってしまいましたが、甘くはなかったですね。
札幌からツアーで遠征したサポーター(100人くらい)は、羽田からの交通渋滞にハマリ、スタジアムに到着したのは試合開始直前!すごく疲れきってましたが、先にスタジアムに到着していた方々がきちんと席やその他いろいろを準備しておいてくれたおかげで、そのまま応援に突入!(手を尽くしてくださった方々、ありがとうございました)
新加入の村主選手、バウテル選手の動きがとてもよくって、嬉しくなっちゃいました。
前半18分、デリーの見事なヘッドが決まってもうゴール裏はわきにわきました。こっから集中していかなくちゃ!ってわかっていても、今から考えるとちょっと私も浮き足立っちゃってました。応援してる私がそんな風になっちゃったのが、チームに伝導しちゃったかなぁ、なんて思ってしまいます(^^;;
前半残り10分頃に、相手が選手を代えてきました。アレックス。彼が入ったのを機に、様子がおかしくなりました。(かなりいい選手ですね・・・)ほんとに「あれ?」って感じでずれずれになっちゃった・・・完全に攻め込まれまくってしまいました。
前半はなんとか守り切って終わったんだけど、後半が始まっても、怪しげな雰囲気は変わらなくて、19分のオリバのヘッドを皮切りにあっという間に、3点取られてしまいました。
後半25分にはわれらがコー太くんが深川選手に代わって出場したのですが、すっかり中盤以降がボロボロでどうにも流れを変えるまでにいたりませんでした。でもそんな中でも、スピードに乗ったままのドリブルでDFを振り切り、相手ゴール右側まで切れ込んでチャンスを作る、という得意の攻撃を見せてくれましたよ。
次!次!絶対頑張ってね!コー太くん「鹿島には借りがあるから」って言ってましたよね!水曜日、絶対ゴールネットを揺らしてね!
<出場選手>(→は交代)
GK ディド
DF 村田、梶野、木山、田渕
MF バウテル、後藤→古川(後34)、村主→鳥居塚(後13)、ウーゴ
FW デリー、深川→宏太(後25)
98/3/1(日) パナマ・プレジデントカップ vsパナマ代表 (パナマ市ロメール・フェルナンデススタジアム)
2−1で札幌の勝利(^^)
残念ながらコー太くんは出場できませんでした。
先発・交代は、次の通り。
GK:ディド
DF:田渕、木山、ペレイラ、村田、
MF:梶野(後半23分古川)、後藤(後半34分鳥居塚)、村主、ウーゴ、
FW:深川(後半16分バウテル)、デリー
1点目は後半2分、デリーがPKをもらい、ウーゴがきっちり決めたそうです。
そして後半6分、パナマのディアスの右足だそうです。
2点目は後半42分、村田さんのセンタリングにデリーが合わせて右足でGET
だそうです。
古川さんのボランチ起用が目を引きます・・・
後半23分からは、ウーゴがデリーとツートップ組んだようですよ。
観客はなんと2万人。中米独特の陽気なノリで、
スーパーアウェイ状態だったそうです。
気温36度、湿度98%という、道産子にはわけのわからない状態(^^;;
での試合だったようです。
相手はパナマ代表が8人、W杯中南米一次予選(1996年)のメンバが5人
いたということですが、パナマはカーニバル中だったので、
ロクな実戦練習はやっていない上に、フィジカルトレーニングも
不十分な状態だったとのことではあります・・・
とはいえ、ナショナルチームに勝っちゃうなんてすごい!