コータくんの戦いっぷり(観戦記)   [表紙に戻る]

試合内容を生観戦、TV観戦をもとにお伝えします。コータくん中心の文章になってしまうと思いますが、そこがこのページのいいところ・・・(^^;;ご容赦ください。


99/6/18(金) シドニー五輪アジア一次予選香港ラウンド U-22日本代表 vs U-22香港代表 (香港スタジアム)

有言実行!!やってくれちゃいました。4試合連続ゴール!しかも、先発フル出場です!

スタジアムに着いた私は、まずは早速ピッチ上でアップする選手たちを確認。コータくん発見。ビブスを着けてアップ中。ん?ビブスを着けている人数のほうが多い・・・11人いるじゃないか!!やった!先発だ!
ここの掲示板で、ついこないだ「柳沢と先発2TOPなんて夢も見てしまう」なんてことを書いてる人もいたけれど、難なくそれが実現してしまいました・・・。すごいよね・・・。

今日は香港戦、今までと違ってどアウェイ状態だから、もともと旅行会社から渡されていたチケットの香港サイドの席には行かずに、あとから購入した日本サイドの席で応援しようと思っていたのですが(反対側に攻めてる間もサブの選手は目の前でアップするし)・・・しかし、先発となると話が違ってくる!
コータママの「コータがゴールを決めるほうで今まで必ず観てきたから、ゲンを担ぎたい」との言葉に、もともとの席であるアウェイ側に行くことにしました。
そこで私達を待っていたのは、香港サポーターの大ブーイング。こっわ〜。私達と同様、旅行会社側から香港サイドのチケットを渡されている日本人が数人、心細そうにしていました。チケット確保の仕方、もう少し考えて欲しいなぁ・・・>旅行会社

笑ったのが、2戦目、3戦目と、日本のレプリカユニを着てコータの応援をしてくれた香港人の青年達が今日ばかりは普通の格好で来ていたこと(^^;; 「ユニフォームはっ?」って冗談で責めると、苦笑いしてました・・・。でも、「ちょっと来て・・・」って感じで手招きされて、ゲートの影まで連れていかれ、何かと思ったら、3戦目の時のコータのプレーや私達の応援の様子の写真と、ちまきが真空パックになってるヤツをお土産にとくれました(^^) ありがとう、Shun!

試合開始です。その前に忘れちゃいけない。スタメンならこのイベントが待っている・・・国家斉唱!
コータくん、はじめての君が代です・・・
あとから話を聞いたら、案の定・・・歌詞を知らなかった・・・最初の「きーみーがーーよーーわー」だけ・・・
慌てて試合前に仲間に教えてもらったらしいですが、「ちーよーにーぃーやーちーよーにー」まではなんとか口パクしたのですが、あとはダメ・・・「さざ波が・・・なんやったっけ?」とか言ってんの。だめだこりゃ。(xx)
みなさんも、意味とかご存知ですか?あれって意味分かってると覚えやすいんですよ。

 君が代は 千代に八千代に 細石(さざれいし)の 巌(いわお)となりて 苔の生す(むす)まで

天皇家は、千代にも八千代にも永遠に栄える。小さな砂のような石が大きな岩になって、そこに苔が生えるくらい長く栄え続ける。という天皇崇拝の歌です。
あと、胸に手を当てるカズのポーズは、なんだか誰かがあまりよくないとか言うのでやめたとか。よくわかんないけど。中澤くんはやってましたよね。

今日は、いつもにもまして異常な暑さ・・・コータくん、スタメン、体力持つかな?がんばれ!
プレーについては、みなさん、TVで観戦なさっている通りなんですが、今日もいい動き見せてます。
DFを振りきって突破してくる速さは、本当にホレボレします。

俊輔君の超芸術的、ビューティフルなFKも、コータくんが攻め込んで倒されてのもの。
残念ながら外してしまった柳沢くんのPKも、コータくんがらみ。大活躍です。
また、今日は選手全員に、柳沢くんに点を取らせようという気持ちがあって、みんな一生懸命にパスを出してたそうです(まあ、それは皆さん見ててわかりましたよね)。コータくんもかなりいいパスを柳沢くんに出してました。

前試合まで、15分で1点という驚異的なペース、シュートまで持っていけば絶対に決める、という物凄さでしたが、今日は結構惜しいところではずすシーンも何度か見られました。
でもまあ、出場時間が長いだけ、そういうシーンも多いさ、この調子なら絶対今日もまた決めてくれると信じて見ていました。

そして、やってくれました。
前半終了間際、俊輔くんからのベリーナイスなボールに、今大会初のヘディングシュートがばっちり決まります!見事!!こんなのだって打てるんやぞ〜って、またまた大アピールですね。
正直、コータくんは、これが決まる前の時点でかなり疲れきっていたそうで、山下くんがアップするのが目に入ったとき、「ああ、もうすぐ交代できる」なぁんて怪しからんことも頭をよぎっていたとか・・・(^^;; でも、「絶対にその前に決めてやる!」と思ってやっていたそうです。

後半、私達はもちろん日本サイドに移って応援しました。今日はダンマクを一枚も貼ってはいけない(空席に置くのもダメ)ということだったので「超未来形 吉原宏太」ダンマクを、名前の部分だけ手に持ってなんとか掲げようと思っていたのですが、隣の席の日本サポーターの方が、そのダンマクを一緒に持ちたそうな顔をしてくれていたので、全部を広げて持つことにしました。なんか、とっても嬉しかったです。

といいつつも、コータくん前半だけで代えられたらどうしよう、とドキドキしながら、ピッチに戻ってくる選手たちを凝視していると・・・「19」の文字が目に飛び込んできて・・・よっしゃ!

後半はさすがにほんと、コータくん疲れちゃってたねぇ。思いっきり削られたのもあって、かなり動きが鈍い感じ。(左足、かなり痛そうにしてたので心配したけど、夜会ったときには小さなバンソウコウがペたっと貼ってあって、「なんでもないよ」って、けろっと言ってましたよ)
1度、決定的なチャンス、はずしてましたね。中央の柳沢くんからのパス、どフリーだったのに、あさっての方向へ・・・。本人曰く、トラップミス。「横からめちゃ早いパスは来るわ、GKは目に入るわで・・・」といいわけ(^^;;
私はその瞬間「あほ〜!」と叫んだあと、ついつい「でもその前にヤナギ打てよ〜」って叫んじゃいましたが、コータくんの解説(^^;;によると、「あれは打たれへんやろ。俺が決めたらよかってんけど・・・まぁしゃーない」

そして選手交代。山下くんが入って、OUTしたのはコータくんではなくて柳沢君。日本サポーターからは大ブーイングが起きました。コータくんには確かにフル出場というのもやってほしかったけど、私もちょっと柳沢くんには残って頑張って欲しかった・・・。

選手全員、かなりの疲労困憊・・・今日は本当に暑すぎる・・・最悪のコンディション。追加点がなかなか決まりません。
平瀬くんがユニフォーム姿になるのが見えました。今度こそ交代だな。みんながそう思ったし、コータくんも思ってたそうです。ところが見えた数字は「24」・・・コータくん、びっくりしたけど、「ラッキー」と思ったそうです。
かくして、コータくんはなんと2列目へ。
ここでもしっかり仕事をしました。酒井くんからのパスを、すばやくダイレクトで中央の山下くんへ。うまいっ、と思った次の瞬間、山下くんがこれまたダイレクトで見事なゴールを決めてくれてました。素晴らしい!
これまた掲示板で「アシストが見たい・・・欲張り?」などと書き込みがされていたことが、あっけなく叶ってしまいました・・・。どうよ!

最後、ロスタイムに失点するという、ちょっとカッコ悪いところもありはしましたが、結局4戦大勝。
コータくんの大活躍は本当にすごかった。
コータくん曰く、「国立ではもっと点がが入るはず。香港スタジアム、芝のコンディション悪い。なんか球がすぐ止まっちゃう」とのこと。
でも、日本ラウンドはお天気よくなさそうなので、そういいコンディションにもならない気もするけど、ケガには気をつけて、みんな頑張って欲しいです!
FWも、福田くんとかいろいろ、いい選手がまだまだ待ち構えているしね。でも、たかがJ2的な見方をされていたかもしれない今までとは全然見られ方が違うのは事実。気を引き締めて、もっともっと頑張っていかなくちゃね!


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